木枯らし吹く夜です。

こんばんわ。

北からの気配が、
なんとなくですが
してきたような…
そんな今夜です。


今月の四冊目。

あたまの底のさびしい歌/宮沢賢治川原真由美
↓↓↓
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いかりのにがさまた青さ
四月の気層のひかりの底を唾し
はぎしりゆききする
おれはひとりの修羅なのだ
-「春と修羅」より

宮沢賢治が
友人や教え子、家族に送った
たくさんの手紙のなかからの
11通が収められております本です。

北からの風のような
どこか絶望と美しさを
纏う
手紙たち。


宮沢賢治というひとりの人間

頭のなかのさびしい声で
頭の底のさびしい歌を
紙のうえに
詠う。

死をみるからこそ
生の喜びを知るんです。


北風のような手紙たち。

ではでは。
ONE LITTLE LIBRARY

開催場所について
お知らせでございます。

前回の
吉祥寺から
お隣さんに移りまして、
柔らかい空気が
満たす街です西荻窪。


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開催場所:
qwalunca cafe
東京都杉並区西荻北4-3-4


開催期間:
10月30日より
11月末まで。

テーマ:
Glassの向こうは呼吸をするよ
Slow danceを踊る様に


ガラス一枚を隔てた
ひとつの浮き世で心地よい空間。
そこからのインスピレーションです。


Coming soon!!



ではでは。

ワン、
ワン、
ワンだー。

ONE LITTLE LIBRARY。

どもども。


本日は、

そもそも
ONE LITTLE LIBRARY
って、
何ですか??

ってな
疑問に
アンサーいたします。


ONE LITTLE LIBRARY
↓↓↓
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たったの15冊ほどの図書館です。(貸出し不可な!!)


居候いたします
それぞれの場所から
インスピレーションをいただき、
ひとつのテーマが
生まれまして、
それを中心に
集まる書物を
お読みいただけます。


期間限定での
発生と消滅。


ひとりのひと
ひとつの場所
ひとつの本
との
一期一会
により、
ひとつの小さな先へと
なにかがつながればと
願うんです。


そんな
小さな小さな図書館

ございます。


どうぞ
よろしくお願いいたします。