最近、

急激に秋らしく
冷え込んできまして、
風邪気味のかたが
私のまわりにも
ちらほらと、
お見えする次第で
ございます。


ゴホ、ゴホ。
ゴホン、ゴホン。
コホン、コホン。
ハックション。
フェアックション。
ヘブラックショイン。
etc…。

たくさんの風邪の音が、
聴こえてきまして…

ビュンビュンビュン

この一冊。


風の歌を聴け/村上春樹
↓↓↓
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風は沢山を運ぶ。
言葉や香り、
音楽や生命、
実りや疫災、
幸や不幸…、

そして、

時代までも。


60年代の香りを
纏いて、
けだるい暑さのなかに
どこまでもドライな
ひと夏の物語。

限りなく続くような
渇きは、
ポテトフライと
ビールでは
癒されないんだと
知る、
青春小説の金字塔です。
いや~、
マジにカッコイイですよ。

そして、
装丁にも
なにか
新しい時代を感じる
POP

感性があり
ドキドキします。


この新しい風が
吹かなかった
日本の文学
って、
想像が出来ないほど
ターニングな
一冊です。


ではでは。
午後の紅茶エスプレッソティー
に、
密かに
はまってまして…。

特に
最近発売した白い方に!!
ヘヴィローテーションですね。

よくわからんけど
ヘヴィロ
ですね。

ヴィ、
ヴィ、
ヴィ。



じゃなくて、

ヴィ。

ワケわからん。

ワケわからん一冊。

浄土/町田康
↓↓↓
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はいっ!!

もう
この言葉のリズム。

ポンっ、
ポンっ、
ポンっ、
っっっと、

右往左往して、
ぐ~るん、
ぐ~るん。

ひとりが馬鹿なのか、
ひとりが正常なのか。

アハハ
アハハば
アババアババ
アバババババ

言葉のドラッグなのさい、
言葉がドラッグなのさい。


汚物と

至福に

まみれて、
まみれて、
ま~みれて、

アナタも

ご浄土に
いらっさいませ~!!


ではでは。
行ってきました!!
柳家喬太郎独演会。

あ~あ、
相変わらず
稚気と狂気の織りなす噺で、
爆笑と失笑をもらってましたん。

「え~そこですか~!!」
なところを
妄想列車を転がして、
道を
見事に踏み外してます。


そんな師匠の一冊。
と、
おもって紹介しようとしましたら、

…あれま!!

もう今年のあたまのほうで、
紹介してるんですね。


なので、
落語繋がりで
一冊。

高座/橘蓮二
↓↓↓
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高座(舞台)の
うえに、
座布団一枚
人ひとり。

しかし、
そこに広がるは
江戸の世界
(たまに違うのもありますが…)。

人ひとりが
創り出す
美しさ
面白さを、
見事にとらえた
写真集です。

現在を活躍する噺家
のみに
絞られ構成されますモノで、

立川志の輔、
立川談春、
春風亭昇太、
柳家喬太郎、

昭和の系譜最期の名人
柳家小三治

人間国宝
桂米朝

そして、

孤高の巨匠
立川談志。

などなど、
もう東西ごった煮で
たくさん載ってます。


もう
こんなんまで
買ってしまって
タダの落語馬鹿やん。


いいんです!!
いいんですよ~!!
なんか寄席の楽しさが伝わって来てね。
むしょーに行きたくなって、
行ってしまうん。

あれ!?
これじゃ馬鹿ん!!


ではでは。