
ウクライナ侵略2年半
行方はどうなる?
ロシアのウクライナ侵略がもう2年半にもなる。誰もこんな長期の
消耗戦になるとは思いもしなかった。しかも未だにこの先がどうなる
のか全く不明の膠着状況。
今ウクライナ東部ドネツク州では軍事的要衝の攻防でロシア軍が押し
気味で戦闘が激化しているようだ。
他方ロシア西部クルスク州ではウクライナ正規軍が越境攻撃を続け、
占領された地域のロシアの住民15万人以上が避難対象となっている。
この越境攻撃は東部戦線からロシア軍の戦力を削ぐことや、今後の
停戦交渉での交渉材料にするためではないかといわれている。
絶えずロシアからのミサイル、ドローン攻撃に晒されているウクラ
イナは市民の犠牲が絶えないだけでなく、とりわけインフラへの打撃
は大きく社会が疲弊し厳しい。ウクライナも時折モスクワなどに無人機
攻撃を仕掛けてはいるがほぼ撃墜されているようだ。。
双方とも新兵器(無人機、ドローン等)の開発、使用の競争になって
戦争の様相が変わってきている。
プーチンは表向きはウクライナの現政権打倒の意思を引っ込めては
いないし、米大統領選でトランプの勝利を待望しているようだ。
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2年前、侵略半年の時メモしたことがある。
それによるとまさにこのロシアのウクライナ侵略によって作り出さ
れたエネルギー危機を口実に、岸田政権が活用の方向に「原発政策を
大転換」させたことに触れている。
日本には「エネルギー資源がない」だから原発に頼るしかないと
いうのが原子力マフィアやその走狗評論家竹内などの表向きの常套句だ。
本音は原発稼働や「核燃料サイクル」政策で得られるマフィアの巨大
な利権であり、最終的に手離したくない「核開発」の技術力の温存だ。
またその中で「原子力マフィア」と戦ってきた小出裕章さんのこと
にも触れている。ぜひ参考にしてほしい。