誰にも知られずに続けていることがある。
それは、褒められることもなければ、
結果として見えるまでに、ずいぶん時間がかかる。
たとえば、朝のゴミ出し。
資料の誤字をこっそり直しておくこと。
人が嫌がるような小さな確認作業。
あるいは、日記や瞑想、体調管理。
誰かが見ているわけでもない。
評価されることも、すぐに何かが変わることもない。
それでも、なぜか自分の中では「やっておきたい」と思える。
そういう努力は、
時間をかけて、まわりまわって効いてくる。
周囲から見ると、ただ「安定している人」に見える。
でも実際には、
地道な習慣の積み重ねがその土台を支えている。
声を上げることなく、自分のペースで続けていく。
調子の悪いときも、無理のない範囲で続けていく。
ふとしたときに、「そういえば、最近うまく回ってるかも」と気づく。
それが「じわじわ効いてきた」瞬間だ。
努力とは、目立つ必要はない。
評価されなくても、誰かに気づかれなくても、
自分を少しずつ変えていく力になる。
すぐに報われないからこそ、長く続く。
すぐに効果が見えないからこそ、深く効く。
気づかれない努力は、
静かに、でも確実に、人生を支えている。