日曜日のキジバト -13ページ目

日曜日のキジバト

生成AI/創発/しごでき(にあこがれる)/うまくいく単純なアルゴリズム/読書/職場のストレス

音のない時間が苦手だった。
何かしていないと不安で、
テレビやラジオ、SNSのタイムラインで、
空白を埋めていた。

 

でも、あるときふと、
電源を切って、カーテンを開け、
ただ外をぼんやり眺めてみた。
風の音、遠くを走る車の気配、
鳥の鳴き声――
静かな時間は、思っていたより豊かだった。

 

静けさは、
自分の内側に耳を傾ける余白をつくってくれる。
慌ただしい日々の中で置き去りにしていた
小さな違和感や、ほんのわずかな満足感、
そういった“声なき気持ち”に気づかせてくれる。

 

静かな時間に身を置くと、
「やらなきゃ」と思っていたことが、
実はやらなくてもいいことだったと気づくこともある。

 

逆に、
「いつかやりたい」と思っていたことが、
心の底では本当に大切だったのだと、
ようやく納得できることもある。

 

音や情報に囲まれていると、
自分の輪郭があいまいになってくる。
でも、静けさの中では、
自分が「どうしたいのか」が、少しだけ見えてくる。

 

焦る必要はない。
静かな時間を、ほんの少し取り戻すだけでいい。
深夜のひとときでも、
朝の光の中でも、
歩きながらの数分間でも。

 

静けさは、
あなたのいちばん身近な“師”かもしれない。

「がんばらなきゃ」と思うとき、
たいてい心はもう少し疲れています。
そして、もっとつらいのは、
「がんばりたくない」と口に出せない自分がいることです。

 

仕事でも、家のことでも、SNSでも、
気を抜くと置いていかれるような気がして、
無理をしてでもついていこうとする。
でも、本当は…ときどき立ち止まりたいだけなんです。

 

だから、まずは「がんばらない」ことを、
少しずつ練習してみるのはどうでしょうか。

 

たとえば、
・返事をすぐにしなくてもいいと、自分に許す
・洗濯を明日にまわしてもいいと、思ってみる
・SNSを一日見なくても平気だと、確認してみる

 

そんな小さな「がんばらない」を、
ひとつずつ、そっと生活に取り入れていくのです。

 

最初は罪悪感があるかもしれません。
でも、「がんばらない」ができると、
意外と何も壊れないことに気づきます。

 

そして、肩に入っていた力がゆるんで、
目の前の景色が少しやわらかく見えてきます。

 

「がんばらない」とは、
“あきらめる”ことではなく、
“自分を守る”ためのひとつの選択です。

 

ずっと全力で生きていくことはできません。
だからこそ、力を抜くことも、
毎日の中で少しずつ、練習していきましょう。

となりの誰かが褒められているとき、
SNSで知らない人の成功を見たとき、
自分の歩みがにぶく見える瞬間があります。

 

「自分は遅れているんじゃないか」
「もっとできて当然なんじゃないか」
そんな焦りが、じわじわと心を蝕んでいきます。

 

人と比べることが悪いわけではありません。
比較はときに、自分を伸ばす原動力にもなります。
でも、それが日常の大半を占めるようになったとき、
人は自分を見失い始めます。

 

では、どうすれば「比べない自分」でいられるのでしょうか。

結論から言えば、
“自分が何に満足するかを知る”
これが、たったひとつの方法です。

 

まわりの評価でも、他人の尺度でもない。
「今日はここまでやれた」「この時間が心地よかった」と思える、
自分自身の“満足のものさし”を持つこと。

 

それがあれば、誰かと自分の点数を比べる必要はなくなります。

 

たとえば、
朝コーヒーを飲みながら静かに考え事をする時間。
少しだけ部屋を整えて、落ち着く空間をつくること。
思いついたことをノートに書き出して、頭の中を整理すること。

 

それだけでも、「今日はよかった」と思えるなら、
もうそれは、じゅうぶん価値ある一日です。

 

もちろん、日によって満足度は揺らぎます。
でも、自分の感覚に立ち戻る習慣を持っていれば、
他人の速さや派手さに飲み込まれずにいられます。

 

まわりの光が強く感じるときほど、
自分の内側の“ちいさな満足”を見つけてください。
それが、比べずに生きるための、たったひとつの方法です。