利益について考えよう(2)損益分岐点売上 | 愛知県江南市の税理士・大塚高史です。

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みなさんこんにちは。今回から「利益」について考えていくこととします。

(1)売上(本業収入) 1,000,000
(2)売上原価(変動費) 700,000
(3)粗利益(限界利益) 300,000
(4)販売費・一般管理費(固定費) 200,000
(5)営業利益 100,000
(5)営業外費用(借入金利息など) 20,000
(6)経常利益(税金対象の利益) 80,000
(7)法人税・住民税・事業税 30,000
(8)税引き後利益 50,000
(減価償却費) (100,000)
(借入金返済) (120,000)
企業(会社・個人事業)は、儲け続けなければ商売は続けられません。
それで、「どれだけ売ればいいのか」ということが問題になります。
「これだけ売れば赤字にはならない」売上のことを、損益分岐点売上と言います。

この会社の場合ですと、損益分岐点売上は以下のように計算します。
※税引き後利益=経常利益=0となる売上が、損益分岐点売上です。

①営業利益=営業外費用=表の金額:5万円
②粗利益=+販売費一般管理費(表の金額:20万円)=25万円
③粗利益率=(表の粗利益額:30万円)÷(表の売上額:100万円)=30%
損益分岐点売上=(25万円)÷③(30%
)=833,334円(端数切上)

833,334円売れば、赤字にはならないということになります。

損益分岐点売上の考え方を知っておけば、会社として必要な利益を求める計算が可能となります。
次回以降「必要な利益」の計算についてご説明しますので、宜しくお願いします。

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