『経営計画書』の作り方 【第9回】具体的行動につなげる | 愛知県江南市の税理士・大塚高史です。

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経営計画書の作成は【第8回】細かい売上目標 まででひとまず終了となります。
※利益の確保に向けては、このほか仕入・材料費・外注費といった売上に応じて変動する費用
(
変動費)の検討をする必要がある場合もあります。
しかし、果たしてこれであなたの会社は、動き出しますか?

経営計画書においてもっとも大事なこと。それは、実践するということなのです。
どんな素晴らしい計画を作ったところで、実践されなければ何の意味も持ちません。
結局は、やるかやらないかなのです。
経営計画は、社員と一緒になって達成すべきものでありますが、
社員は最初から協力的ではありません。簡単には言うことを聞きません。

だからこそ、掲げた目標を達成するための具体的なプロセスが必要になるのです。
Who  (誰が)
When (いつ)
Where(どこで)
What (何を)
Why  (なぜ)
How  (どのように)
How much(どれくらい)
これらの全ての頭文字をとって【5W2H】といいます。

例えば、売上をあげるためにチラシをまく行為を、
具体的に【5W2H】に落とし込んでみましょう。

Who  誰が作るのか?誰がチェックするのか?誰を対象として作るのか?

When いつ作るのか?いつチラシをまくのか?いつまでに作るのか?
Where どこで作るのか?どこのエリアを対象にまくのか?
What どんなチラシをまくのか?何を参考にしてつくるのか?
Why  なぜチラシをまく必要があるのか?どんな効果があるのか?
How  どうやってチラシをまくのか?どうやって作るのか?
How much 何枚まくのか?予算はいくらにするのか?何人を目標にするのか?

こうすれば、ただチラシを作ってまくよりも、考えてから実行しますから、
成果の出具合がまったく違ったものになります。
いくら言うこと聞かない社員でも、
理由があって、具体的な指示を明示すれば動き出すものです。

ここで最後の質問。具体的にどうするか?です。(赤文字は私の行動計画です
【質問8】 利益計画・販売計画を達成するために
あなた自身、またはあなたの社員さんに具体的に何をしてもらいますか?
(解答例)地域の交流会とかに出席したり、アメーバブログで発表したりして、
    私自身を知って頂くことから始めます。

経営計画とひと言で言っても、魂をこめれば出てくる成果は全く違ったものになります。
それぞれの工程のポイントをしっかりおさえながら、是非取り組んでみてください。

今回も最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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