90年代後半の2つの出逢い
まずは、当時流行った絶大なアイテム。。。スキーボード!
当時は、分野としてはファンスキーと呼ばれ、後にスキーボードに統一された感じ
長さが99センチ以内のスキー板で、ビンディングは簡易型の固定式であり、開放式ではなかったため、かなり軽量でした
有名なものは、サロモン社の「スノーブレード」
あまりにも有名だったため、一時はスキーボードの代名詞になったぐらいです
それ以前は70センチぐらいの「ビッグフット」と呼ばれるものがありましたが、そちらはあまりにも短すぎたために一部の愛好家のみが使用していました
90センチから99センチという板は、簡便さ、軽量さ、操作性から多くの初心者をゲレンデに向かわせました
金額も安かったので、まさに初心者向きでしたね
上達するとフェイキー(後ろ向き滑走)、ジャンプターンなども可能となり、当時ゲレンデに出現したスノーボーダー向けのアイテム(キッカー、塩ビパイプ、レールなど)に取り組むスキーヤーも多数出現
ちなみに、スキーボードはブームとともに高級路線やガレージメーカー路線などなど、幅広く派生していきました
そんな中に、今ではフリーライド系の老舗となったLINE社なんかもありましたね
おじさんは、スキーボードの出会いで、スキー操作の基礎を習得し、おまけに色々な技も習得していきました
ファンスキーは安価だったので、短期間に4セットぐらい購入したことも(笑)
お気に入りは、当時発売されたばかりのカービング板同様のしゃもじ型の板と、太さが10センチぐらいのパウダーに浮きそうなワイド型の板
しゃもじ型は多分ブルーモリス社のものだったと思いますが、こちらはエッジを使うターンの練習になり、ちょっとしたカービングの技術を習得できました
ワイド型の板は、安定感と少し角度をつけないとカービングできないので、逆にカービングのための体軸移動に役立ちました
ディナスター社の「Twinboard Alphabet」: ビンディングは簡易脱着式です
※ネットから無断借用しました(笑)
ただ、ノーストックが染み付いたせいか、その後長板になって再びストックを握った時にうまく使えなくなり、修正にかなり苦労しました
中高年でストックワークが苦手な方は、最初にスキーボードから始めたことが原因かもしれません(笑)
続く(多分)