皆様 おはようございます。
毎日新型コロナウイルスのニュースが多いですが世界恐慌になるとの予測もあるらしく先行きが心配です。
上野も以前は中国人で賑わっていましたが少なくなりました。
宿泊予約キャンセルといえばこのニュースには驚きました。
「一休」のTポイント目当てに宿泊キャンセルを繰り返していた親子の再逮捕。
予約先の被害額およそ1億円。
驚きました。
中国の団体客のキャンセルが続き札幌雪まつりの観光客も激減。
毎日新型コロナウイルス関連のニュースをみていたら日本人である私でさえ身の危険を感じてお出かけ気分も失せてしまいそう・・・。
検査の結果陰性だった人も陽性に転じる事例も増えているらしい。
観光産業も大打撃でしょう。
観光産業だけではなく中国の製造業がストップすると世界経済にもその大きさから影を落とすでしょう。
先日の続きです。
上野公園から横山大観記念館へ。
以前から気になっていましたが開館している日が少なくてやっと入館できました。
横山大観旧宅及び庭園(史跡及び名勝)
日本画家である横山大観が、明治41年(1908)から昭和33年に没するまで、自宅兼画室として使用していた場所である。
横山大観は明治元年に茨城県に生まれた。
同22年、東京美術学校(現東京藝術大学)に入学して岡倉天心・橋本雅邦らに師事した。
明治を代表する日本画家橋本雅邦が下絵を描いたと伝えられる障壁画は近くの旧岩崎邸の大広間で観たことがありました。
数寄屋造りの横山大観の居宅。
入ってすぐ左手の鉦鼓洞/しょうこどう(客間)から観てまわりましょう。
内部は撮影禁止です。
スタッフの説明はわかりやすかったです。
秀作の説明もありました。
横山大観は90歳でお亡くなりになったのですね。
日本画家の場合長命か短命で中間層が少ないとのこと。
第二客間。
富士山の絵は日本人の心を惹き付けますよね。
絵は季節によってかけかえられるとか。
知り合いの絵描きが話してましたが富士山の絵のリクエストは多いとのこと。
富士山の絵を描いていれば絵は売れるけど自分のスタイルがあるので富士山の絵は描かないと言ってました。
横山大観は下絵を描かなかったそうです。
多くの画題となっている樹木や庭石などこの場所でしか感じることのできない四季を感じます。
1日中見続けていた日もあったらしいです。
熊谷守一を思い出します。
塀に描いてあったアリの絵。
一つの道を進む芸術家はある意味偏屈な人が多いような気がします。
明治の文豪森鴎外居宅の話や東京国立博物館、上野精養軒etcで盛り上がりました
画室は2階でした。
連れと階段を上って行くときこの雰囲気上野公園内にある「韻松亭に似ていない?」と話しました。
横山大観がオーナーを務めたことがある明治8年から140年続く老舗料亭「韻松亭」。
去年3回ほど訪問しました。
だからこそ横山大観記念館入館にもつながったのでしょうね
写真禁止なのでパンフレットの画像お借りしました。
客間の土台がお城を思わせるような石造りでしっかりしていていました。
1度焼失した時にもかびくともしなかったというのもわかります。
空洞の木もありましたがそれでもしっかりこの地に根付いていました。
生命力を感じます。
案内の人から湯島天神梅まつりが始まったと伺ったので続いて湯島天神(湯島天満宮)へ。
門を背にして右に道なりに行けば大通りに出て横断歩道を渡って更に右に道なりに歩いて行けば湯島天神に辿り着けることはわかっていましたが、あえて東天紅横の道を通って旧岩崎邸庭園の横道を通って大通りに出ました。
旧岩崎邸庭園は何度も入館しているので今回はパス。
湯島天神懐かしいです。
受験生の合格祈願の絵馬。
東大も近いので綴なりの絵馬。
続きは次回へ。