狩 | 建築業界に生息してます

建築業界に生息してます

テキトーにやる気は充分。笑

北海道の目的は狩り

秋にたもりさんが広島着た時よっぱで約束してw

まさかほんとに来るなんてッてw有言実行が売りなんでw

この日の最高気温はマイナス3度

捨てる気満々のスノボウエアも合わせ6枚着ました

ヒートテックセーターダウン合羽フリーススノボね 

行くまでは鹿とか本当にいるのかな?

一匹でも見れたらいいかなとか思ってて

行くと宮島並みにいたのにおどろき

行く途中お天気も良くて天売、焼尻、利尻も感激的に美しく見えた

 

念願の雪道用にソレルのブーツをメル狩って

それを履いて足カバー付けて完全防備で歩いた

足先は少し冷たいけど雪山歩くの気持ちいいの

200メートルくらいを一発で鹿を射止められたんだけど

鹿も最初は打たれたことに気が付かず数歩普通に歩いて

急にふらふらして斜面から転げ落ちてくのスローモーション

音が山にこだまして空気のきれいさと山の静けさを感じた

生と死 鹿の血はインクのように真っ赤で白い雪に余計と対比してた

 

丘で立ち止まると傾きかけた太陽が海に反射して美しい

景色の美しさがこの世のものとは思えない

にっぽんてすっごいいいところなんだと改めて知った

このあと二頭もしとめ

落ちた鹿を拾いに行くのに首にロープ掛けて引きずるんだけど

死ぬと首の力がこんなになくなるんだってくにゃっとなって

雪の中自分も埋まらないように重い鹿をみんなで引きずるの

そのあと暗くなりつつも3頭の解体

最初衝撃だったけど命

何故か怖いとか気持ち悪いとか思うことがなかったのが不思議だった

素手で足持って運んだり角をのこで切ったりお腹出すの手伝ったり

最初そこまですると思ってなくて元テニス部キャプテンのwスパルタに

流されてやってるうちにどんどん気温は下がり動いてないと超寒いし

日も暮れてくるしやるしかない状況の中で鹿の目と目があいながらも

日常なら血も見れないのに不思議と作業になっていくのね

どこがどの部位とか教えてもらってとても勉強になった

地元のオジサンは今日はまだ温かいとか言っててマイナス20度の時もあるとかw

しかし寒すぎて携帯の電池は一時間くらいでなくなった 迷うとアウトね

これが捌けたら牛も豚も一緒だと言ってた

確かに冷静になると魚と同じようにやってて手足があるだけだよね

角は犬が食べるし、内臓とか投げてたら熊とか動物が食べるらしい

食物連鎖というか種の原理を強く思った

民家も近いし熊も最近出たようなので今回は袋に詰めて全部持って帰られた

たもりさんも運転と猟と準備とかたずけとお疲れになっただろうなぁ

ビニールに内蔵とか鹿の頭とか詰めてると日常のお肉屋さんに感謝しかないね

軽いノリで行ったけどホント命について食について考えるいい機会となった

こんな経験できないことをさせてもらってたもりさんには感謝しかないな

自分の中で北海道で新し価値観というか貴重な体験だった

しかし必ず生と死はあるんだよね

普通の旅ではなく得るものが大きすぎた今回の旅だった