先日、新宿での仕事の後、
次の約束までちょっ~と時間あったんで、
ランチを先にしちゃおうかなぁ~と、
某デパートのレストラン街に向かいました
時計を見るとまだ11時ちょっと過ぎ
美味しく頂くにはまだ空腹でもなく、
もう少しだけ時間をつぶそうと、
下りのエレベーターに向かうと、
20分3000円 占い
の張り紙に目が止まった
テニス仲間で今、
占いがすっごい流行っている
20分なら時間つぶしにちょうどいい
話のネタにちょっと行ってみるかと
妖怪人間ベラ風の顔に
桃井かおりのしゃべり方にそっくりな
中高年の女性に占いをお願いしました。
「何を占いたいの?」
「仕事のことをお願いします」
「仕事は何をやっているの?」
「マーケティング調査・企画です」
「年齢的に上の立場になって働いてるのかしら?」
「あっ」
ここで会社のことを言うか、
言うまいか迷ったんだけど
「自分で会社をやっています」
と伝えると、
「あら~スゴイじゃないのよぉ~
あなたは立派ね~
そんな女性はいそうでいないもんなのよ~」
と褒めちぎりながら
タロットをシャッフルし、
カードをめるくと
「あら~あなた、
やっぱり社長の器よ~
会社もずっと伸びてきているのよね~
スゴイじゃないのよぉ~」
と終始 褒めちぎる占い師さん
ん~褒められて悪い気はしないけど、
肝心な占いは当たってるのか当たってないのか、
正直言うとパッとしない
そんな私の表情を見てか、
今度は年齢と氏名から占いを始めた
でももうすぐ30分くらいたつよなぁ~、
お腹もすいてきたし帰りたいなぁ~と
そんな顔をしていると、
「あ~ちょっと待って、
もう少し我慢してね~。
あなたの健康を見てあげるから」
これサービスかな。。。
会社のことをお願いしたのに。。。
と不安になりながらも
こんなに褒めてくれ、
色々と占ってくれる親切な人に
「もういいです」とは言いにくい
鞄から様々な占いの本を出しては、
「ちょっと待ってね!もう少しだから」と
様々な手法で占ってくれるのだけれど、
全部違う結果で分けが分からない。
でも全然当たってないし、
あぁ~流石に飽きてきたぁ~~~
ちょっとワザとらしく時計を見て、
「あっ~もう帰らなくてはなりません」
と伝えバックから財布を出すと、
ちょっと残念そうに、
伝票に占い時間と占い内容を記入し、
最後に金額のところ
幾らになるかなぁ~
どのくらい占ってくれたんだろう。
4000円くらいかなぁ~
と見ていると
なっ、なっ、ナント
12,000円
と記入~~~~~~
してるじゃないかぁ~~~~~
「社長さんだし、
ちょっと難しいところを占ったでしょ?
私のところには時計があるんだけど、
1時間近くだし内容も濃かったからね」
と占い師さんが記入しながら私に言う
おい!おい!ウソだろ~~~!!
勝手に占ってたんじゃないか~~~!!
そりゃないよ~~~
え~~~
それでも気の弱い私。。。
あんな褒められ
「社長!社長!社長!」
と連呼され、
駄目な社長と
ここで思われたくない
セコイなんて
絶対に思われたくない
と思ってしまった。。。。。
でもちょっと頑張って、
「ちょっと高くないですか~?」
と10,000円で話を付け、
しぶしぶお金を渡しエレベーターを下りた。
あ~やっちまった
こりゃランチは少し奮発しちゃおうと思ったけど、
駅前の立ち食いそばコースだなぁ~
こんなことに10,000円使うんなら、
子どもたちに何か買ってあげたら良かった
買おうか迷ってた
シャツが買えたよなぁ~
少し歩き、ちょっとやっぱりおかしい
私は騙された
え~~~!
社長だからって、
いい客が来たって、
盛られたんじゃないか
なんかすっごく悔しくなってきた
な~んで30分で10,000円なのさぁ~
時間オーバーするまえに
まだ占うか確認しろよ
オバハンが「ちょっと待って、ちょっと待って」
と勝手に占ってたんじゃん
私は会社のことをお願いしますと言ったのに、
健康だの、不動産だの、方角だの、色々とぉ~~~!
時間を取られたのは私じゃーーー
私は、
駅に向かう足をUターンし、
占い師のところへ
次のお客さんが待っていたが、
お構いなしに私は孟抗議
「じゃ6,000円にしない?」
はぁ~~~???
私は首を横に振ると
「じゃ5,000円は?」
しぶっていると、
「じゃ4,000円でどう?」
「社長さんだし、
喜ぶかなと思って頑張ったのよ
許してね」だと
結局、
占い師さんは平謝りで、
6,000円バックに成功
ぁ~隙があるんだなぁ~アタシ
反省