江東区の秘境?、枝川を散歩。令和6年7月14日(日) | お出かけ&ライブのブログ

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今日は江東区から晴海埠頭へと続いていた東京都港湾局の貨物線跡を辿る予定だったが、豊洲駅に着いた時点で時間が足りなそうで諦めた。
代わりに運河を挟んだ先にある枝川を散策する事にした。

豊洲駅から朝凪橋で豊洲運河を渡る。

枝川は江東区にある埋立地、戦前に在日朝鮮人達が移住させられた場所。排水設備も無く当時は劣悪な環境だったという。
半島状の地形故に他の地域から孤立したようなエリアだからちょっと行きづらい場所でもある。
昔はバラックなども多く、ちょっとディープな場所だったのだが現在はだいぶ良くなっているという。
東京新聞記事より引用

半島状の枝川1丁目。
メインストリートのような道だがどこかに繋がっているわけでなくて行き止まりだから通行量は皆無。

昔ながらの在日朝鮮人(在日コリアン)達の町を囲うように物流会社の建物や大規模なマンションが立ち並ぶ。
写真左側が昔ながらの町。

そして住宅街にある朝日公園。
朝鮮の朝と日本の日、という意味なのだろうか。

公園からは残されている昔ながらのバラックが見える。



すぐ横はきれいな住宅建物。

下町の町並みの感じ。

裏路地も下町のような感じ。

周りを囲むような高層マンション。
防火の意味もあるかもしれない。

枝川にある学校、朝鮮第二初級学校。
いわば小学校。



再び南端へ。
映画パッチギ!2のシーンにこんな風景が
あったような。

確かパッチギ!2の舞台はここ枝川だったから、多分ロケもこの町だろう。

しかし在日朝鮮人(コリアン)の町ながら、朝鮮料理・コリアン系の食堂や店がほとんど無い。
焼き肉店が2軒あったが時間外?で閉店していた。コンビニすらエリアには無い。
つまりは完全に住宅街。

行き止まりの地形という事は、通り道で入り込んだという事がありえない。
ここにいるのは目的があって来た人か迷い込んだ人。だからあまりうろつくと不審者に思われかねない。
まあ不審ではあるかもしれないが。
そしてあくまでも住宅街、不特定多数がうろつく場所では無い。迷惑になるまえに退散。

メインストリートの道を戻る。

運河を挟んだ先は豊洲のタワーマンション。
タワーマンションと下町風景の対比。



そして朝凪橋を渡って豊洲側へ。
ホームセンターもあり、飲食店も豊富。
ちょっと足を伸ばせばいくらでも飲食店や店がある故に枝川エリアには飲食店があまり無いのかもしれない。

ホームセンター内のフードエリアの味噌樽へ。

味噌ラーメンとチャーシュー丼。

これにて今日の散策は終了、豊洲駅より帰ります。


自分で歩き回っておいて言うのは全く説得力は無いのだけど、他のコリアンタウンのように本場の飲食店が並ぶわけでもなく、普通の住宅街。住民達が静かに暮らすエリアだからあまり不特定多数の人が歩き回るのは不審者過ぎるかな、というのが感想です。