当社の入社式は3月16日です。
通常会社の入社式は4月1日というのが普通ですが、
当社は半月早く入社式をして、早速新入社員研修に入る日程を組んでいます。
なぜ半月早く入社式をするのか、といいますと、2つの理由があります。
1つは、新入社員研修の期間をしっかり取りカリキュラムたいからです。
多くの企業でも新入社員研修はしっかり行われると思いますが
当社でも3月16日から3月31日まで16日間という期間でしっかり行なう予定です。
当社では大卒の定期採用を始めて、まだ5年ほどで、
当社は新入社員研修もあまり整備されておりませんでした。
そこで3年ほど前から、じっくり2週間ほどかけて新入社員研修を
実施したところ、新入社員には基礎知識の理解が深まり
現場の店舗にも指導の労力が削減できました。
このように効果が高かったということで、
今後もしっかり新入社員研修を実施するためには
2週間程度は必要であると考えているからです。
もう1つは、4月末からのゴールデンウィーク商戦に対応するためです。
毎年、ゴールデンウィークは一年でも歳末に並ぶ繁忙期で、
各店とも大変忙しいため、新入社員でも戦力として活躍してほしいのです。
そのため店舗配属からゴールデンウィークまでに少しでも慣れる期間をとりたい
という配慮から4月1日には新入社員を各店舗へ配属して勤務を開始させたいのです。
以上の2つの理由から、
入社式を半月早め、研修を開始するスケジュールにしております。
当社のフランチャイザーである(株)ハードオフコーポレーションは
実は当社よりさらに早くて、3月1日が入社式で、新入社員研修は1週間です。
会社としては入社式を早めるメリットはあるのですが、新入社員にとって
困るのは、卒業式の日程と研修が重なることです。
そこで当社では、卒業式当日は公休として出席できるように調整しています。
(昨年の新入社員研修の様子です↑)
当社の新入社員研修の特徴としては、昨年から
入社歴の浅い若手社員に新入社員研修の講師をさせることです。
講師となる若手社員は、今ちょうど研修内容を検討しています。
基本となる研修マニュアルは出来ているのですが、
それについても自分の研修体験から、
ここをもっと重点的に、ここは簡単に紹介で十分、などという調整を考えています。
自分自身が同じように新入社員研修を受けて、
現場に出て経験と知識を重ねているので
どこをどのように教えればよいのかを考えてもらっています。
若手社員が講師を務めることは、
新入社員にとっては先輩の経験を活かした研修を受講できる良さと
講師となる若手にとっては、教えることで自分自身の仕事に対する理解をさらに深め、
自身の指導力の向上が期待されます。
新入社員にとっては、この新入社員研修以降はそれぞれ別の店舗へ配属されるので、
同期入社の仲間と交流する機会として、お互いを知りあう場としても大事にしてほしいです。
3月に入り早くも1週間が経ち、もうすぐに入社式です。
入社式以降の研修は、もう採用担当の手を離れます。
私としては若干寂しい気もしますが、
新入社員たちが早く会社に馴染んでいけるように
側面から応援していきたいと思います。