先日、知人より谷崎潤一郎の愛したモカロールを頂きました。
繊細で耽美な作家というイメージのある谷崎潤一郎。
きっと女性の次に愛したんだろうな。。。なんて思いながら頂きました。
食べてみると、なんか懐かしいような子供のころに食べていたような優しい味。
なんか意外。
奔放な女性関係や情念、時には漢語的だったりするけれど流麗な文章等からはかけ離れた素朴な感じの味。
でも当時としては洒脱だったのかなぁとも思いました。
美味しかったです。
才能も魅力も足元にも及びませんが、なんだか文豪に近づいたような気にさせるモカロールでした。