子どもの頃の川遊び | 「あっそぼー!」  風

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夏休みですね。

夏休みと言えば・・・虫取り、プール、地蔵盆、商店街の夜市、そして、川遊び。

休みに入った途端遊びまくり、ツクツクボウシの声とともに宿題にあせりまくる子どもでした。

自宅から歩いて15分くらいのところに 芹川 があり、子どもたちの格好の遊び場でした。

子どもだけで川遊びをしていてもうるさくは言われない時代でした。

深みで泳いだり、コアユを釣ったり手づかみしたり、小魚やザリガニをすくったり・・・。

遊びは無限大でした。

 

特にこの時期は、川の両岸に真っ黒になるくらいの ウロリ が上がってきます。

それを網戸用の網を使ってすくいました。

ほんの数十分でバケツ半分くらいは捕れたものです。

家に持って帰って炊いてもらい、おかずの一品になっていました。

 

7月22日にコアユ釣りに和邇川に行きました。

コアユは6匹しか釣れなかったのですが、川岸には懐かしいウロリの大群が・・・。

二日後、目の細かい網を持って掬いに行きました。

昔のようにはいきませんが、それでも1時間ほどでおかずになりそうな量が捕れました。

 

帰り道の道端の花たちです。

オニユリ

 

ウバユリ

 

ヤブミョウガ

 

セリ

 

調べてみると ウロリ は ヨシノボリ のことの様です。

ヨシノボリも何種類かあり、特定はできませんでした。

琵琶湖周辺のお店では「ウロリ」や「ゴリ」「姫ゴリ」という名称で売られています。

春先の 氷魚(コアユの稚魚) とともに、大好きな琵琶湖の恵みです。

帰って先日のコアユとともに 甘露煮 にしました。

少し甘みが足りなくて「母の味」にはならなかったけれど、子どもの頃の夏休みの風景を思い出すのには十分なものでした。