理想の"お母さん"から遠いワタシ | ニュージーに移住目指してうほとほ日記

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2011年10月四十路オンナがやってきて早くも10年。子育てと就労の苦労の中未だにワークビザ。永住権getの夢はどうなる? ビザに翻弄されて子どもたちは日本とこっちを行ったり来たり。この家族の未来は?

「お母さん」って子どもにとったら大きな存在だよね。「お父さん」って役目よりなぜか子どもに近いような。


ある日のちーこのお遊び。

プーさんプーさんのぬいぐるみ抱っこしながら「赤ちゃん生まれてん」とか言って世話してた。「カワイイねー、男の子なん? お名前は?」って合わせて遊んだけど、冷静に考えたらワタシはいきなり「おばあちゃん」じゃないか!?


女の子ってそーゆーふうに遊ぶんだね。とむおが小さいころ、車でブーブー遊んだりウルトラマンや仮面ライダーだ、なんとかレンジャーだとかそんなヒーローごっこが多かったように思う。で、ワタシはつねに怪獣でさ...。「出たなtomゴン!」とか言われてたの。


うちには双子の女の子がいる。「大変だったでしょー!」ってよく言われる。


確かにね。出産前後から大変だったけど、今アタマに残ってるのは双子のミルクの金額だけ。ワタシはおっぱいでないほうだったから1歳になっていらなくなるまで実費30万かかりましたよ汗。(あ、うちは2歳7か月で日本からNZ入り。なので出産と一番しんどい育児期間は日本ね。)


ワタシはとむおのときからそうだったけど、自分が先なんだよね。自分のやりたいことをやっちゃう。なのでNZにも自分のやりたいことをしようって思って来たの。結局それは子どもたちにとってもいいんじゃないかって思ったから。長い長い子育てでその結果が出るのはまだまだ先だろうけど、NZで楽しんでる子どもたちみてたらあながち間違いじゃなかったやーんって思う。


何が言いたいかって、


そう、ワタシはあんまし「いいお母さん」じゃない。


忙しい中でね、tomtom塾やったりさ、ごはん作ったりさ、習いものさせたりねしてるけど、そーゆーのも大事だとは思うけど、毎日の生活の中で子どものことどんだけ見れてるかっていうと自信ない。


いっしょにいられるときは極力いっしょにいて遊ぼうって思うけど、週末こっちが休みたいときとかもあるやんねー。自分の至福の時間も持ちたいやんねー?


あーもう! って思う。


木曜日、学校から帰ったちーこ、夕飯前からグダグダしてソファでごろん。熱測ってもないんだよね。でもずっと風邪症状はでてた。でもよく食べるし、水だってしっかり摂ってる。でも食べ終わったらごろん。ほとんどしゃべらないんだよ。不機嫌っていうんでもないから余計わからなくてね。


ただしゃべらなくてごろんって横になってる。


そんで「もう寝る」と言って自分でベッドに行っちゃった。就寝時間までまだ間があったんだよ。


???ってなりながら、たまたま部屋覗いて「大丈夫なん?」って聞いたらベッドですすり泣きしてたの。


「どないしたん?」って聞いたら泣きながら「Aちゃんが『もう遊べない』ってゆった」って言う。


あー、そうか、そんな気持ちを抱えてたんか。


幸いイジワルで言ったんじゃなさそうでね。「今は誰それと遊んでるからね、無理だよ」というような意図だったよう。(むるこの通訳によれば)


次女ちーこはね、思ったことがあまり上手に言えるコじゃないから気持ちためこんじゃうんだよね。


このときもたまたまベッドのそばに行って覗き込んで聞いたから彼女もゆっくりしゃべってくれたんだと思うけど、素通りしてたりそのままだったらわからんかったよね、きっと。


で、彼女はそれがずっとつっかえてたようでね。「しんどい、しんどい」って言ってごろんごろんしてたんだね。まぁ最初は病気じゃないかとか熱があるんじゃないかとか思って心配するんだけどさ、たまたま気持ちを吐露してくれて、ああそうやったんかってわかったんやけどね。


子どもだって毎日いろんなことがあって、ツライことだって当然あるわけでね。


それを汲める親になりきれてんのかっていっつも思うんだよね。子どもたちの変化に気づいているのかって。結構自分のことで精一杯だったりするから。仕事帰って疲れてるんだけど、元気にごはん食べる姿見たらこっちも励まされるけどね、そんでもこっちはボーっとしていたかったりするんよね。


このちーこが泣いてちょろっと話してくれたことはホントにたまたまた聞けたけど、これまでどうやったんかなぁって思う。


理想の親像ってのは、子どもが親を必要としてるときにちゃんと向き合えてるお母さん、あるいはお父さん。毎日、日常はフツーに流れていってるから、そのところどころでそうしてるのかが大事だと思うんだよね。それができてんのかなってはっとしてさ。


ワタシはね、アンタたちがいてくれてるからがんばれるんだよ。


そう思うんだけどね。ちょっと不安になった。親として子どもちゃんと見れてんのかなぁって。

はぁーためいき。悩まない親っていないよね...。慰めておこう。


ああ、そんでちーこね、あのあとベッドでゆっくり話聞いてね。

じゃあゆっくり寝ようってすぐ寝た。翌朝さ、「学校行きたくない...」って言いだした。もちろん熱はない。朝ごはんもきちんと食べた。


「熱ないんやったら学校行かなあかんやん」


って言うたけど、なにやら本人は「今日はゼッタイ休む!」ってかたくなに決めてたようでね。

まぁワタシもまだ出勤日じゃなかったら「じゃあ、おかあちゃんと今日はおる?」って聞いたらちーこは急に元気になった。


そしたらとむおも「おらもなんかしんどい」とか言い出してさ。バカ。アンタはさっさと学校行け!


帰宅してきたらちーこはむるこに「ガッコウ、どうやった?」(キャピキャピキラキラしながらね)って聞いてた(双子は同じクラスなんだよ)。


うーんむーん 自分たちだけで解決できてるような...? ...ん? 親の役割って...?


いずれにしろ、親となって13年ほど経つけどこれでいいのかな..? の繰り返しだね。


まだまだだね。親としてもね。


ではみなさま、よい週末を。(あ、転職まとめはまだするよ!)


じゃまた。