【申請者向け】CookやFOHでAEWV申請予定の方必見!2024年4月7日AEWV変更点 | ニュージーランド行きたい!住みたい!を叶えるNZNブログ

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こんにちは!ニュージーランド留学とビザ・移住相談のNZN Ltdです。
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Kia Ora!

 

ニュージーランド留学とビザ・移住相談のNZN Ltd、オークランド在住のYですニコニコグッ

最近、ブログやツイッター、インスタグラムを見てたくさんのお問い合わせをいただき、

ありがとうございますびっくりマーク

 

今回は「2024年4月7日ワークビザの変更点について」を解説します。主に、職業レベル4と5の職業についている方に関する変更です。

CookやKitchen hand、Barista、Cleaner、Front of house、Waiter /Waitressなどの方は注目してください!

※職業レベルがANZSCOでLevel1〜3の方、レベル4&5の職業であってもGreen Listに載っており、その条件を満たしている方、Median Wageの1.5倍の時給の方($29.66x1.5=$44.49)は今回の変更の対象外です。

 

Level1〜3のポジションに就く方は、その職業に関する職務経験が3年以上あるか、またはそれに関した学歴があることを示す必要があるという点が変更点です。英語力を証明する必要はありません。

※Bachelor's degree(四年制大学卒)以下の学歴、例えば専門学校卒などの学歴はNZQAでの査定が必須です。現在でも混み合っており、2〜3ヶ月はかかっているところ、今回の変更でさらに混雑すると思いますので、お早めに!

 

先日、NatalieがInstagramで速報でお伝えしましたが、今回は変更点を当社提携政府公認イミグレーションアドバイザーがわかりやすくまとめてくれたので、さらに詳しくご紹介します!   

 

 

AEWV変更の背景

 

そもそも、Accredited Employerだけが移民を雇えるという制度になったのは、移民が搾取されるのを防ぐためです。この制度が導入されてからも、ビザや永住権をサポートするからと言って安い賃金で長時間労働をさせる、仕事をサポートすると言われエージェントに大金を払ってニュージーランドに来たら、ワークビザはサポートしてあげるがそのあとは自分で仕事を探すように言われ、1ヶ月で解雇される、などの事件が多発しているためです。

このブログ記事は【申請者向け】で、【雇用者向け】はまた後日解説しますが、雇用者向けの方が変更が多いです。

・経験がない人でもワークビザをサポートしてすぐ解雇する企業の撲滅

・英語がわからず、だまされてしまう人が多いので、ある程度の英語力を求める

ということではないかと推測しています。

 

また、これに加え、ずーーーーーっと言われている「移民に仕事を奪われる」というキウィの不満への対応や、Work & Incomeで失業保険をずーーーーーっともらい続けているキウィを積極的に職に就かせ、財政を圧迫している社会保障費を減らしたいという目論見もあると思います。

 

ニュージーランドの永住権やワークビザが取りにくくなるのではないかと心配する方も多いようですが、前回の永住権制度改革のときに、ニュージーランドははっきりとBachelor's Degree以上の能力を持った高度人材と、Green Listに掲載されているような人手不足をカバーできる一定の資格や学歴を持った人材が欲しいという姿勢を打ち出しています。今回もハイスキルのLevel1〜3にはほとんど変更がなく、ロースキルのLevel4&5だけに大きな変更がありますので、高学歴、高スキルの移民は積極的に受け入れるという姿勢は継続するのではないでしょうか。

 

しかし、キウィに人気がなく、移民に頼っている業界もあります。この条件ではロースキル職で移民を雇うことが難しくなってしまうので、そう言った業界では反発が予想されます。労働力が足らなくなって条件を緩和し、「移民に仕事を奪われる」という批判で条件を厳しくし…を繰り返しているのがニュージーランドなので、まだまだチャンスが巡ってくるかもしれません。

 

ただし、Level4&5の仕事では永住権を取得するのはかなり難しいものです。この機会にLevel1&2&3のポジションを目指す計画を考えてみるのもよいのではないでしょうか。

 

AEWVの変更点

 

さて、本題です。気になる変更点は大きく分けて4点です。

①ANZSCOの職業レベル4&5の場合、滞在期間が最大3年に

最初のビザ申請の際には2年発行され、さらに1年間延長の申請をすることができます。


②AEWV申請に、そのポジションに関連した3年間の職歴証明か、関連した学歴証明が必要

・職歴について…会社の発行した在籍証明書、給与明細や源泉徴収票など

・学歴について…専門学校卒、高卒の場合、NZQAという学位査定機関で査定を受け、ニュージーランドの学歴レベルで4以上であるという証明が必要。NZQAは現在でも混み合っており、2〜3ヶ月はかかっているところ、今回の変更でさらに混雑すると思いますので、お早めに!

※四年制大学卒以上の学位があれば、どの職業にも関連した学歴とみなされるので、四大卒の方は実質職歴証明は不要。NZQAでの査定もBachelor's Degree以上は不要です。


③IELTS4.0以上の英語力証明を提出

だいたい英検準2級、TOEIC450〜490点レベルなので、そう難しいレベルではありません。

※他にもCembridgeやOTEが使用できます。

 

 

④求人広告21日以上+Work&Incomeにも広告を出す必要がある
SNSでは英語力に注目が集まっているようですが、当社では今回の変更の最難関はWork &Income(WINZ)の可能性があると思います。
WINZとはニュージーランドのハローワークのような組織で、求人を出すと、その仕事につきたいと登録している人を担当者が推薦してきます。紹介された人を断る理由をWINZの担当者が納得しないと、AEWV申請に必要な書類を発行してくれません。

以前のワークビザ申請でもLevel4&5の職業ではこの条件だったので何度も経験をしておりますが、たまたま応募者がいなかった、条件が折り合わず断ることができたらラッキーですが、かなりその時の「運次第」になってしまう可能性があります。

求人広告を出して応募してきたニュージーランド人がなぜその職で雇うには適していなかったのかを説明する義務があります。

 

 

既にLevel4&5のポジションでAEWVをお持ちの方へ

取得された時期により、内容が異なります。

上記の変更点と同様にGreen List記載の職種で条件を満たしている方、Median Wageの1.5倍の時給の方($29.66x1.5=$44.49)はこの変更の対象外です。

 

①AEWVをLevel4か5の職種で2023年6月21日より前に取得された方、または最初のAEWVをこの時期に取得され、その後Extendされた方…最大滞在年数は3年間

 

②AEWVをLevel4か5の職種で2023年6月21日から2024年4月6日までの間に取得された方…最大5年まで延長可能

 

③AEWVをLevel4か5の職種で2024年4月7日以降に取得された方…最大滞在年数は3年間(最初のビザ申請の際には2年発行され、さらに1年間延長の申請可)

 

 

 

さいごに

 

アドバイザーにとってもまだ不明な点があるとのことで、今後アドバイザー向けのウェビナーなどの情報発信がイミグレーションからあるだろうとのことでした。

今後も情報をアップデートしていきます。

 

少しでも気になった方はぜひ、当社NZNにお気軽にご相談ください🎉

 

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