巣ごもり中の工夫23 重曹を使ってパスタから冷やし中華を作る! | ニュージーランド半自給自足生活

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先日の自家製鶏ハム活用術のブログでサラッと通り過ぎてしまった、パスタと重曹で冷やし中華を作り出せちゃうお話。色々と手に入らない物も多いニュージーランド生活では、在留邦人のみなさんよく使う裏技なので、うっかり素通りしてしまいましたが、ブログをご覧になった日本の読者さんから、詳しく教えて!っというご連絡をいただき、嬉しくなってしまいました。

 

そうですよね爆笑これも立派な巣ごもり工夫になりますよね。そうなんです。お宅の食材庫にパスタの乾麺と重曹(ベーキングソーダー)があれば、冷やし中華の麺をストックしていなくても、おうちで簡単美味しく本格的な冷やし中華が食べられます!!!

 

中華麺を作るのに欠かすことのできない『かんすい』と成分的にとても近い『重曹(ベーキングソーダー)』を使って小麦粉との化学反応を起こし、お料理化学的に『イタリアンのパスタ』を『中華麺』につくり替える実験です!お子さんと一緒にやってみたら、化学の実験みたいで楽しいかも!

 

まずはいつもパスタを茹でる大きめの鍋にお湯を沸かします。そこに、『重曹』を大さじ1杯ぐらい投入します。この時、お湯がブワァーーーっと泡立ちますので、ご注意ください。

 

海外の方は『Baking Soda』が重曹です。

そこに乾麺のパスタを投入!普通に茹でます。我が家の場合は、旦那さんが教えてくれた『すいすいパスタ』というもう一つの裏技で、パスタの乾麺をあらかじめ1時間ぐらい水につけて置いて、まるで生麺んみたいな状態に戻してから茹でると、茹で時間が短く美味しく茹でられる!っという裏技も合わせづかいしております。すいすいパスタの裏技につきましては、過去ブログのこちらからどうぞ!ただ、過去ブログでは、パスタとして食べたので、すいすいパスタで戻した少量の水のみで蒸し焼きにしていますが、今回は重曹で中華麺にするので、水で戻した麺をジップロックから取り出して、たっぷりのお湯+大さじ1杯の重曹で茹でます。

 

麺を投入した直後から、お湯の中で小麦粉のなかのタンパク質であるグルテンと重曹が化学反応を起こして、立ち上る湯気がラーメン屋さんの香りになってきます。初めてこのお料理化学実験をした時は、面白くてキッチンでめちゃくちゃニヤニヤしました。グラサングラサングラサンラーメン屋さんの香りだぁ〜♪

 

重曹とグルテンが化学反応を起こすとグルテンが縮み、麺にはコシが出ると共に、中華麺特有のつるんとした喉越しも生まれます。そして色味が黄色くなります。お湯の中でゆらゆらと揺れるパスタがだんだん黄色味を帯びて中華麺の香りに包まれてゆく感じがたまりません。

茹で上がりましたら、ざるにあけ、冷水でしっかり洗い、麺を締めます。重曹はパスタを中華麺に変えてくれるものすごく素晴らしい働きをしてくれますが、重曹自体には少し苦味があるので、しっかり洗い流し、ぬめりも取りましょう。

 

お皿に麺を盛り付けて、具材を盛り付けてゆきます。『自家製鶏ハム』の回でご紹介した通り、我が家は自家製鶏ハムを具材の一つに使いましたが、それ以外の具がなんだかわかりますか?

 

錦糸卵と海老と。緑の野菜部分普通はきゅうりだと思いますが、きゅうりは生のままではあまり日持ちしない野菜なので、我が家のきゅうりはすでに全部自家製漬物に変身してしまっておりましておりまして、生のきゅうりは在庫がなかったので、この日はリークを代わりに使いました。

 

リークって巣ごもり生活には大活躍する野菜で、生の状態で冷蔵庫で長く日持ちするし、緑の部分、白の部分、それぞれにたくさん使い道があります。この4週間のすごもり生活の中でどんなにリークに助けられたかわかりません。リーク活用術につきましては、また別の機会に書きますね!

 

ちなみに冷凍エビも重曹水に20分ぐらいつけて解凍すると食感がプリンプリンの美味しい海老になります。これもまたキッチン化学実験になりますね。

 

そして次は冷やし中華のタレです。(具材のカットやタレの準備は麺を茹でる前にしておきますウインク念のため)

タレもいつもは大体で作ってしまっておりましたが、おおよそ分量は以下の感じです。

 

・お醤油 大さじ2

・おす  大さじ3

・お水  大さじ2

・ごま油 大さじ1

・砂糖  お好みで少々

 

この冷やし中華のたれは、基本の分量で、その日の気分によってごま油をニンニクのみじん切りをカリカリになるまでゆっくり炒めたニンニク油に変えることや、チリオイルを加えること、レモン汁を加えることなどもあります。

 

最後に冷やし中華と言えば絶対に外せない「カラシ」ですが、私はこちらのHot English Mustardを愛用しております。


これ、ほぼ、日本の和がらし。

冷やし中華の他にもおでんなど、和食への転用が抜群です!

日本の皆さんは美味しい日本の和がらしが手に入ると思いますが、海外の皆さんでまだ使ったことがない方がいたら、ブランドは特にこだわらないので、Hot English Mustardを日本の和がらしがわりに、ぜひ使ってみてください♪

 

プリンプリンに茹で上がり、キュッと締めたパスタ出身の中華麺さんに、たっぷりの具とたっぷりのタレをかけて、ピリッとしたからしでいただく冷やし中華。

 

 

元がパスタだったなんて信じられないぐらい、完全に冷やし中華になっていますので、面白いです!ぜひ一度キッチン化学実験やってみてください♪

 

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