ニュージーランド個別相談会で対応している相談内容①~親子留学から移住希望のケース | ニュージーランド留学と海外生活ブログ ~ 一度は日本から出てみよう

昨日は、2組の方のニュージーランド留学個別相談に対応しました。


一組目の方は年長のお嬢さんがいらっしゃる三十代前半の女性。
ニュージーランドで短期生活をしたことがあり、いつか長く住んでみたいという思いを温めていたとのこと。

大卒後、大手金融機関に10年以上勤務し、ご主人も外資系にお勤めで英語が巧みとか。典型的な中流家庭とお見受けしました。

ご本人には強い意思があるものの、ご主人は今の職場を辞めてまで渡航し現地で職が見つかるかどうかという点が気になり意見が一致しないと仰る。


意見が一致する夫婦の方がきっと日本では珍しいに違いないし熱意や考え方に温度差があるのは普通のことですよとお伝えして話を進めます。


いわゆるインテリ層、エリート家庭の場合は、転職や移住などの挑戦で失うものが少なくないでしょう。最初から何も持ってなかった自分とは条件が違う。

だから高学歴で良い職場にいる方からの相談には想像できない部分も少なくはないが、安定した暮しを優先させたい夫側と、一度の人生、好きなことを追求したいという妻側、どうも最近はこのパターンが少なくないような気がしてくる…。


始めは移住した先のことや職業のことなど、先々のことをいろいろ尋ねておられたが、まずは第一歩ですよ、基本的な部分ですよと説明する。


実際、妻に英語力がないのは不利だし、どのみち必要な条件なので、まずは1年ほど母子で留学してみてはどうかと提案、行動前からあれこれ考えることはもちろん不可欠だが、行動しない限り可能性が見えないことや、本当に自分はどうしたいのかなど、結論まで導けないことはたくさんあるというお話をする。

行動に向けて資金的なことをクリアしないといけないし、1年の留学といっても簡単ではない。

ただ、夫に多少なりとも理解があるならお嬢さんと二人で親子留学するか、一度家族で下見渡航するなど、とにかく何らかの行動を起こしてみようという方向性でだいたい落ち着いた。

お話に耳を傾けどんなご質問でも肯定的にお伺いします


海外移住が最終目標だとしても、その先なんて誰にもわからない。そもそもまだ暮したこともない人たちにとって妄想の世界で判断するのは危険過ぎる。想像だけ膨らませても何も具体化しない。


頭でっかちになって自らハードルを上げるからいつまでも決断行動できないのであって、何が自分に欠けているのか、それがもし英語であればそこをどうにかすることに集中したらいい。

それもできずに先には進めない。

お嬢さんだって小学校に入る年ごろなら現地生活を経験する中でいろんなことを学び自分の意思が芽生えてくるはずだ。


今回は単身で来られたので

「1週間以内に夫を伴ってもう一度相談に訪れます、一緒に話を伺いたい」

と電話がかかってきた。

きっとそこで何らかの進展があると思う。


何もしないでも時は流れて過去になり老いていく。自分が老い始めたので痛感してる。



考え、動き、情報を絞り、取るべき方向性をむしろ絞ることで可能性は逆に増す。


結果的に断念となっても納得できるだろうし、新たな道が見つかるかもしれない。



著者の行う個別相談はそういう場であり、一切のセールスはないし、NZの法律で禁止されてる企業としてのビザ相談にも一切対応しない。必要な人には移民部門に強いNZの弁護士士を紹介します。


そもそもビザのことならそれを決めてるNZ移民局のホームページを読めばある程度はわかるはず。


英語でそれを読まずにタダで日本人に尋ねて情報を得ようとすること自体、可能性に乏しい人であることの証明だという気がしなくはない。経験からくる実感として…。


現地経験者や現役海外生活者は好意で対応することもありますが、そういう厚顔無恥な人には迷惑してたり辟易してる声が大なのも事実です。ネットには質問ページとか無料で聞ける場所もありますからそちらで。


もう一組の方はその②でお伝えします。


親子で参加される方も


来週12日(日)いっぱいまで、個別相談会の受付中です。


経験者としての実感や手持ちデータ、今まさに進行している事実などの話を、相談者の希望や考えを伺う中でお伝えし、少しずつでも軌道修正のお手伝いをします。

ニュージーランドへの留学や移住希望だけ限らず、たとえば以下のような内容でも受け付けています。

・安く上げるために英語はフィリピンやフィジーで学んでからNZへ行くのはどうでしょうか?

・オーストラリアとニュージーの違いが分からないんで教えてほしい

・ワーホリから現地就労や移住にまで繋げるのは可能でしょうか

・日本のインターナショナル校に通わせるのか、留学・親子留学がいいのか決断できない

・子供に英語を習得させたいけど、何歳ぐらいから留学さたらいいか具体例を知りたい

・日本の私立がいいのか、それとも中学、高校で長期留学させたらいいのか悩んでる

・日本の斡旋業者に中高留学の費用を聞いたら高くて驚いた、現地代理店の費用を知りたい



などなど。どんなことでも遠慮なく。

当日に不明でお答えできなかった点は、後日現地調査した上で改めてお答えします。

なお、当方が主催する個別相談会は、大手の留学斡旋業者がセミナーや留学フェアの名目で実施している語学学校等への入学誘導をするセール行為の場ではありませんので、無料では開催していません。その違いをご理解ください。

なお、有料セミナーやイベント参加者様には1回の個別相談参加がセットになっていますので、可能な方はセミナーから参加されるのが少しでもお得です。


<無料イベントのお知らせ>

興味があっても申込みボタンをポチっと押すのは勇気がいることです。自分だって生活の場では消費者の側ですから同じ立場です。ためらって当然ですよね。


いつも思うことは、マイナーカントリー、イメージばかりが先行しがちなニュージーランドの実際を少しでも多くの人に知ってほしい。留学や少し偏見や誤解を含んだイメージを覆したいのです。


そのため、興味があるというだけの人にも積極的に参加していただきたく、次回セミナーは採算度外視の無料イベントとして先約順に受け付けます。


11月26日(日)、場所は東京港区(新橋/汐留地区)です。

参加費無料の、ニュージー生活経験者によるトークやNZとスカイプで繋ぐイベントであり、当社のセミナーやイベントはすべて同様ですが、こちらもセールス行為や業務的内容は一切含まれません。ただ楽しくニュージーを知るためだけに設定されたイベントなのです。


ご予約順に満席に達し次第締切ります。


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