新型ウイルス対応で混沌殺伐としている人間社会、今必要なのは何? ~私の想い  by入道~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

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            新型コロナウイルス対応で

        混沌そして殺伐感を増してきている人間界

             今、「何が必要」なのか

 

         社会も国も地球国際社会も全部「組織」

    組織を維持発展させていくためには何が必要なのだろう

  「共有できる想いの創造」⇒「想いの共有」

         ~私の想い~      by   入道

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           秋葉原そして浦和を基地として世界への羽ばたきをされている

          ちょっとだけ?年の離れた友達、画家の田中拓馬さん

         今回もご厚意で素敵な挿絵を画いてくださいました。

             拓馬さん、ありがとうございます。

     田中拓馬さんのウェブサイトも訪ねていただければ、と思います。

   http://www.takumatanaka.info/gallery-sushi-bar-series

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◆なかなか「出口」のみえない、そして「今生きている私たち人類」にとつて初めての体験となっている新型コロナウイルス対応。

 

4月7日には史上初となる7都府県を対象としての「緊急事態宣言」が発せられました。その厳しい状況下で、過去と比べると比較にならないくらいの「清濁併せて、選ぶことのできない情報の氾濫」が、更に日本だけでなく国際社会全体を殺伐とそして騒然と、混沌とさせているように感じています。

 

このような状況をどうすれば、と考えていた時に思い出しました。

 

◆東日本大震災の後に投稿した私のブログ。(8年前になりますが、2012年4月22日に投稿しましたブログになります)

 今からですともう43年前になります。「組織を維持発展させていくために何が必要なのか」を考え悩みの末に行き着いて、それ以来私の「信念」の一つになっている「想い」を今回、改めて書いてみようと思います。

 

★社会もそして国も、更に国際社会も「組織」。「ヒトの集まり」「ヒトの群れ」です。

 

◆ヒトの集まりである「組織を維持発展させていく」ために何が必要なのか、この自分への問いかけに対して私の回答、私の「想い」の結論は下記のようになりました。

 

      組織所属のひとり一人が

     「常に『AU/あう』を意識して

     「こうどう=考動」していくこと

                

                           挿絵は田中拓馬画伯 画

 

組織は「AU/あう」の欠如によって崩壊する

 

●この私の「想い」は昭和52年・1977年(私28才)に当時の日本リクルートセンター(現リクルート)でマネジャー(課長)となった時、「組織運営」と言うことに対して悩み考え続けて上記のような「組織形成に対する想い」となっていったものです。

 

「AU」。携帯電話会社ではありません。この想いに至った昭和52年はみんなが持つような携帯電話はまだ存在していませんでしたので、当然に携帯会社の「AU」(エーユー)さんはまだ存在していません。

「AU」は「あう」、ローマ字読みです。

 

★みなさまに質問をさせていただきます。

下の言葉の⇔(矢印)の「左」と「右」、どちらの「状態」が「好き」「好ましい」と感じますでしょうか。

 

     左      右          左      右  

   愛する ⇔ 愛しあう       感じる ⇔ 感じあう

   わかる ⇔ わかりあう      信じる ⇔ 信じあう

   助ける ⇔ 助けあう          報せる ⇔ 報せあう

   喜ぶ  ⇔ 喜びあう          教える ⇔ 教えあう

   分ける ⇔ 分けあう       頑張る ⇔ 頑張りあう

   励ます ⇔ 励ましあう      学ぶ  ⇔ 学びあう

   競う  ⇔  競いあう       理解する ⇔ 理解しあう

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●私は「右側の言葉たち」が形成する状態がいい、と思います。

 

「AU/あう」の二文字がついている言葉たちが提示する「状態」を大切にして、その「状態」を「組織」で実現し続けて追求し続けてきています。

 

★上の言葉たちの「左」側の行動は「相手の存在を無視して、気にするく」「自分一人で勝手にできること」です。

 

★それに対して、「右側」「あう・AU」の状態となるには必ず「自分以外の人の存在・相手」が必要になります。

★このことから私は「あう・AU」の状態が「組織維持発展の根幹」を表すキーワード」である、そう想い続けております。

          

                                挿絵は田中拓馬画伯 画

 

相手の存在、相手の心を無視して、自分一人でできること、例えば「愛する」に「あう・AU」の二つの文字を付け加えると「愛しあう」となります。

「愛しあう」の状態となるためには「自分一人だけではできません」。「自分本位では実現することはできません」。

相手の人も、相手の人の心が自分と「同じ」(想い)であることが必要になってきます。

 

★自分と相手、「両者の心」「両者の想い」が「同じ」になった時に初めて「〇〇〇あう」状態が形成されるのです。

 

★こんな簡単な「あたりまえのこと」から、私は自分の言動を振り返る時、あるいは行動をしようとする時に「自分の行った」「自分がやろうとしている言動」が「あう・AU」であったのか、あるのかを確認いたします。

 

「あう・AU」。何かオットセイの鳴き声みたいですが、この「二つの文字」の持つ意味は「組織」「人間社会」において「大切な意味」をもっている、私はそう想い続けています。

 

組織は「あう・AU」の状態実現によって維持されそして成長・発展していく。そして・・・・組織は「あう・AU」の欠如によっ崩壊していく、のです。

◆私の変わることのない想いです。

 

●家庭、地域、課、部、部門、会社・・・・そして社会・・・全て同じと思います。「全て組織」なのです。

組織とは「二人以上のヒトの集まり」、私の自己定義です。単純です。難しくはありません。

 

★組織がいつも「あう・AU」の状態にあれば、たぶん、突発的にヤバイ(オットいけない)状況になったとしても、きっと組織を構成するひとり一人の「心の結集=想いの結集」によって、そのヤバイ状態から必ず抜け出せる、そう思うのです。

 

★2011年3月11日の東日本大震災以降の支援の動き、支援の報道に私は正直、若干の違和感を感じて、そこから学びました。

★この時の私の心=想い、それは「助ける」ではなく「助けあう」にしていかないと、でした。

 

助けてあげる、助けてやる、のではなく「助けあう」

★支援の方法そしてその実施の時期などは「助けて欲しいことを、助けて欲しいカタチで、助けて欲しい時に」であって欲しいのです。

 

●これが「あたりまえ」のこと、私は今でもそう思っていますが、当時の国の動きやマスコミの報道の仕方も、その大切な「あたりまえ」を無視して?「助けてやる」「助けてやれ」的になっていたと今でも感じます。

 

●被災直後、まだ呆然としていて現実を受け止められない、まだ「泣けない、泣くことのできない」被災されたひとたちに「涙」を求め、そこだけを何度も何度も報道し続けていた日本のマスコミ・・・・。

 

●そして、朝から晩まで繰り返される報道と発散するインターネット・SNS情報だけで「情報を自分自身できちんと自身の心で整理することなく」煽られて?の「義援金」「ボランティア」への動き・・・・・カタチが見える行動をしないのは「非人間」・・・・そんな風潮の中で、「心」よ先にその「流れ」に乗り遅れてはいけないと乗ってしまったたくさんの人たち。自社のホームページに「いくら寄付した」のかを誇るように記していたたくさんの日本の企業・・・。

 

★「あう・AU」がない、んです。相手の「想い」を無視していたんです。

 

「あう・AU」はたぶん、見返りを求めないもの、そうも思います。

「恩ぎせ」はしないものです。

 

◇時間はかなり経過してきてるのになかなか「出口の見えない」新型コロナウイルス対応・・・。

 

このような時にこそ、自分はどこで働いているのか、どこに所属しているのか、なんて「肩書」(与党・野党、マスコミ・・・・経営者、勤労者・・・学生・生徒・・・・等々)を一切捨てて、肩書を取り外して「今の日本人全員の共通の「想い」、「共有できる一つの想い」=みんなにとって初めての試練の時、新型コロナウイルス対応の難局を日本人ひとり一人の心・想いを一つにして、みんなで乗り越えていこう」の「共有る想いの創造」が必要なのだと思います。

           

                               挿絵は田中拓馬画伯 画

 

◇今、この時に揚げ足とりなんてもっての他足りないと思ったら教え「あえ」ばいい、「助けあえばいい」のです。

「助けあう・助けAU」ことをすぐにやりませんか。国会議員の先生方マスコミのみなさま・・・。

 

ちっちゃなちっちゃな「肩書」「現在の所属組織」の「殻」を力強く破って、日本人共通の「日本」組織そして「そこに所属する日本人」としての「こうどう=考動」をひとつになってしていきませんか!!

していきましょうよ!!!

 

「心の合致」「想いの合致」!!

これが「あう・AU」の状態実現に必要なこと、なんです。

 

★組織・・・・社会を良くしていくために。

新型コロナウイルス対応で困難な状況に陥っている「日本」を再び「いい国」にしていくために「活き活き元気な人の集まりが日本人」としていくために、改めて「みんなが、ひとり一人が「あう・AU」の状態を現実にしていく」動きにならないとダメだ、そうなって欲しい、そうしていきたい・・・強くつよく感じています。

 

★最後になりますが追記させていただきます。

 

新型コロナウイルス対応で身体と頭そして心に沢山の沢山の汗を流していただいている医療関連をはじめとするたくさんの皆様に、そして私たちの生活を支えてくださっているたくさんのたくさんのみなさまに心から感謝、いたします。ありがとうございます。

 

         今回も最終行にまでお眼をすすめていただきまして

                  ありがとうございます。

 

    緊急事態宣言がなされた出口のみえない新型コロナウイルス対応

   このような時にこそ必要なのは日本人ひとり一人が「同じ想い」になって

              「こうどう=考え動く」していくこと

                改めてそう感じています。

 

        「同じ想い」をものさしとして一体の動きをすることで

             きっとこの難局を乗り越えていける

                 そう信じています。

 

                ありがとうございます。

        にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(夫)