<<ブログ 288>>
「働き方改革」「入管法改正案」
そして「10連休法」から素直に想うこと
国会の先生方・組織のリーダーと言われている 人たちは「日本」をどんな国にし
「日本人」をどんな人間の集まりに
していきたいのだろうか?
活き活きと楽しく働く人の集まりに
怠け者集団は嫌だ
~私の想い~ by 入道
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今回もさいたま市浦和を拠点にして世界への羽ばたきをされておられる
私とちょっとだけ?歳の離れた友達
画家の田中拓馬さんが素敵な挿絵をご厚意で画いてくださいました。
拓馬さん、ありがとうございます。
田中拓馬さんのオフィシャルサイトを訪ねてみてくださいませ。
http://tanakatakuma.com/
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●12月8日の未明に参議院本会議で、来年の新天皇即位の5月1日
そして新天皇を公に示す「即位礼正殿の儀」が執り行われる10月22日を来年に限り「祝日」とする法律が「賛成多数」で「可決成立」しました。
●この法律、「案」として示された時から「10連休法案」と称されていました。この「祝日法(案、当時)」の規定に従うと来年は「4月27日から5月6日までの10連休」となることからの「命名」。
●この法律の「狙い」は「新天皇即位への国民の「祝賀の気持ち」を高める」ために、なのですが、単純に「10連休にしなければ国民には「祝賀の気持ち」にならないのでしょうか」、「10連休にすれば祝賀の気持ちが昂るのでしょうか」ものすごく単純な疑問を感じ続けています。
●4月は新年度のはじめの大切な月。その4月「新年度の初月月末を含む10連休にする」ことで国民生活に「負の影響」はないのでしょうか。たくさんある、そう思うのです。
●全地球的な動き、国境を越えての24時間の動きが「あたりまえ化」している現在、「日本の経済活動は10日間も連続で休んで、仕事しなくて・停滞させて日本は大丈夫なのでしょうか」。
●株式マーケットは?為替マーケットは?資源の先取引マーケットは?
国際取引の決済はどうする????
★この10日間の間に病気になったら・・・・「10日間は休日当番医を探して」の動きになるのでしょうか?
◆この「10連休法」だけてなく、それ以前から国会などで議論・審議されている「日本人の働き方改革の一環」としての「外国人雇用」を増やしていくための「入管法改正案」・・・・。
◆提言そして審議されている日本(人)の「働き方改革」は単に「労働時間を短くする」「休みを多くする」「きつい汚いと言われる労働から日本人を開放し外国の人たちにやってもらう」・・・そんな動きのように感じてせん。寂しいし悲しい・・・・。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★私の「想い」からすれば今の「労働「時間」中心の、「労働時間短縮」だけの働き方改革の動き」は絶対に「NO」です。
★「(労働)時間」の問題なのではない、本気でそう思っています。
●自分の過去の実体験からしても、今のものさしでみれば「とても考えられない働き方を長く」していました。(休日出勤を含めて超過勤務月250時間越えが通常状態。会社に寝泊まりも月に何度か・・・)
●但し、それは「会社・上司からの指示命令」での超過勤務なのではなく、「自分が自分で考えて自分がやりたいからやった」もの、でした。
●労働時間だけを今のものさしで見れば「とてつもないすごいブラック」ですが、そんなことは全く感じてはいません、でした。
★どうして??
★「単純」です。「仕事をすることが「楽しかった」「みんなと一緒に仕事をしていくことが楽しかった」から、なのだと思うのです。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★労働時間が短くても「職場が楽しくなければ」「仕事が楽しくやれなければ」それは「いやな職場」「いやな会社」になる、のではないのでしょうか。
★働き方を議論していく時に絶対に忘れてはいけない「キーワード」が一つある、とすれば私の場合その一つは「楽しく」「楽しいか」これだけです。
★難しく・賢く頭で沢山考えるのではなく「易しく優しく」働くということを「心で感じていけばいい」のです。
●私が関わらせていただいた、関わらせていただいているたくさんの経営者の方々そして組織のリーダーと言われているみなさんに35年来変わることなくお願いし続けてきている「こんな会社創造」をしませんか、のワードがあります。
◎会社の、組織の未来を形成していってくれるのは、「今、実際にお客様と相対してくれている、現場で汗をかいてくれている『若い人たち』」です。年配者・役職者の人達は早く会社を去っていきます。そのあたりまえのことから・・・出てきた言葉になります。それは・・・
若い人たちが毎朝毎朝
『ああ、早く会社に行って
みんなと一緒に仕事がしたいなぁ」
と
「出社時間」を待ちわびている会社」
(現実の多くの会社ではみんな出社以前から「退社時間」を待ちわびています・・・。)
◎日本、ちょっと前(昭和30年・40年代)と比べれば・・・あるいは国際比較をしてみても「日本は既にたくさん休んでいる国」なのではないのでしょうか。違いますでしょうか。
◎それなのに更に「労働時間を短縮」して「休みを増やして」いく動きになってしまっている「働き方改革」の動きに対して、「未来の、明日の日本、明日の日本人」を考えて時にはイエローカード・レッドカードを出していく勇気を国会議員の先生方そして日本の企業などの組織のリーダーと言われている人たちに持っていただきたい、正直にそう思います。
●「働く楽しさ」「楽しく働く」を改めて「日本人に教育くしていくこと」「働くことが楽しい」と言うことを実体験していける企業・組織を増やしていくこと、増えていくことが絶対に必要なこと、だと思います。労働時間短縮なのではない、断言してしまいたいそんな気持ちになっています。
★そして辛い仕事、汚い仕事(この表現自体に心が反発します)から日本人を開放し、外国人の人達に・・。「本気」での動きなのでしょうか!?
★「絶対にやってはいけないこと」なのだと思います。
★日本人、私たちが生きていくために「絶対に必要」だから「その仕事がある」のですから、どうしたらこれらの仕事をしていく時に「楽しく」やっていけるのか、を考え一つ一つ実現していくことの「動き」こそが本来求められるもの、だと思うのです。
●人口減少で労働力も減少していく・・・。現象としてまた現実としてわかります。
●でも、一方で「働く年代」「働ける年代」で働いていない人たちも思う以上にたくさん存在している、のてはないのでしょうか。
●2回前のブログ(286)でも記しました・・・働かずに「朝9時前から10時の開店を待ち、列を作って並んでいるパチンコ屋さんの恒常化している風景」「公営競馬・競艇・競輪・オートレース・・・・平日の開催があたりまえで平日の開催にたくさんの人たちが・・・しかも中には「働く年代」の人たちがたくさん・・・。
●働きたくても心身の状態等から働くことのできない人たちへは「国としてのサポート」をきちんとし続けていく必要あり、ですが「働ける状況の人」については例えば生活保護を「仕事を提供する」「働いてもらう」あるいは「ボランティア活動をしてもらう」・・・・・それらの「対価」として支給する等など・・・「今これまで」とは異なる方法で。
●サポートしていきながら同時に「働くことは楽しい」と体感してもらえるような仕組みを模索していく「公的な動き」があっていい、そうも思います。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★もうこれ以上、日本人の休みを増やしていく動きにストップを!!
★「活き活きと楽しくみんなで一生懸命に働いている日本、日本人」を今一度、形成していくことが必要なのではないでしょうか。本気でそう思います。
◎怠け者国家=日本、怠け者集団=日本人、これ嫌です。入道
今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして
ありがとうございます。
働くことが「楽しいか」
「この会社、この職場で働くことが楽しいか」
「楽しく働くにはどうしたらいいのか」
「みんなと一緒に楽しく働いてもらうには何が必要なのか」
私・・・35年間
単純に上記の言葉を自分に問いかけ
マネジメントそして経営をしてきました。
頭(賢さ・複雑さ)よりも心(優しさ・易しさ)をものさしとして
明日を構築していきたい・・・・
変わらない想いです。
ありがとうございます。 入道(入村道夫)
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