<<ブログ225>>
天気予報での気圧配置が冬型「西高東低」になってきています。
『天気予報』。
天気予報は十数年間の間にその前とは比較ができないくらいに
私たちの生活の「指針」となってきています。
現在、ほとんどの人は一日の活動の始まりとして「天気予報」を
ご欄になっている、と思います。
そしてその予報によって「少し暖か目の洋服に」「少し薄着に」
「傘をもっていこう」「洗濯日和だ選択しよう」「窓をあけよう」等の
『これから先の今日一日の自分の動きに活かし、先々の動きを
決めている』のです。
同じようなことを会社とか組織の中で行われたらいいな、
そんな想いに嘗てなったことがあります。
今回はその時の心の状態を・・・・。
天気予報に想うこと
組織に「本日予報」「明日予報」
そして「未来予報」を
リーダー・上位者が発信しよう
マネジャー・役職者・リーダーとは
はずれない「仕事予報」「業務予報」を
メンバーに発信できる人
~私の想い~ by 入道
イラストはYAHOOイラスト無料より
現在、
朝の「天気予報」でその日に来ていく服装とか、持っていくものを
決める、あるいは洗濯をするのか止めるのか、洗濯ものを外干し
するのか、室内に干すのか・・・・こんな動きをする人がほとんど
なのでは、と思います。
なぜ??
それは一言で言えば「天気予報がよりピンスポット化(地域・
時間)し尚且つあたるようになってきている」からなのです。
私は会社所属時代ずっと「会社・組織の仕事にこそ、この天気
予報のような動きを取り入れたい、仕組みとして創造し、組入
れていくべき」と想い続けていました。
会社(全国)・事業(地方)・部(都道府県)・課(市区町村)そして個人
(スポットエリア)・・・。
更にマトリックスとして年・半期・四半期・月・週・日・午前午後・
時間を組み合わせの『本日or明日or未来の仕事予報
(業務予報)』を会社組織としての仕事の進めていくうえでの
道標(みちしるべ)とできたらいいよな、と考え行動していました。
強烈な熱帯低気圧は今、沖縄の南にあり北にすすんでいるの
でこのままいけば明日には九州・西日本地域で暴風雨、明後
日には関東に・・・。
こんな予報の「仕事版」「業務版」を出していくための仕組み
づくりです。
取り掛かり始めてすぐに気づきました!!
それはそんなに難しく考えて新しい仕組みを創るまでもない、
マネジャー・役職者・リーダーが『お客さまを中心としての組織
の全体業務・全員業務をきちんと把握していればいい』
これだけのことなんじゃないか、との想いです。
マネジャー・役職者そしてリーダーが朝一で゛組織としてその
日にすすべきことと指針(天気予報だったら傘もってけよ、の
仕事バージョン)をメンバーにきちんと語り、組織として実施
していく、これでいい、これだけのことなんだとの想いです。
そして
その実現のために必要なことはメンバー一人ひとりが『仕事
予報』『業務予報』に必要な情報(=お客さまとした約束の内
容と期日、お客さまからいただいたご指摘等)を包み隠すこ
となく且つタイムリーに「予報官」?であるマネジャー・役職者
・リーダーに明らかにしていくこと、です。
会社業務に於いて「個人でするお客さまとの約束はありえま
せん」!!!!
会社とお客さまとの約束なんです。ですからその情報・状況を
「自分だけのものにする(私物化?)」ことは絶対にあってはいけ
ないのです。
このことを前提に仕事を業務を組み立てなおせばいい、のです。
これだけなんです。難しくはありません。
「あたりまえの状態」を実現することで前記した「組織員全員
の(その日・その月・そのクォーター・・・)行動の道標」としての
『仕事予報』『業務予報』はすぐに実行できます。
天気予報に例えて記してきましたので「予報」としていますが、
置き換えれば『仕事計画』『業務計画』そのものになってきます。
天気は予報があっても自然ですから「自分たちで変えることは
不可能」ですが企業活動・人間活動においての「今日これから」
「明日」「未来」はきちんとした正しい情報に基づく予報(計画)そ
して「感性」によって修正、変えていくことができるんです。
(例えば、台風=脅威の状況を自分たちの動きで追いやること
ができる)
そしてこの動きが本来の「リスクマネジメント」。
事が生じた時の対応の仕方中心では絶対にありません!!
適正な情報に基づく「仕事予報」「業務予報」に
より、まずい事が生じないようにする『事前の対処』こそが必要な
のです。
そしてこれがリスクマネジメントなんです。
今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして
ありがとうございます。
時の経過と共に「会社の仕事」の位置づけが薄れてきて
本来はありえない、あっていけない
「私の仕事」意識が会社組織に蔓延してきている
そんな気がしてなりません。
だから
「みんな一緒で」ではなく
「一人一人が別々に」・・・の組織に
なってきてしまってもいる
そうも思います。
仕事の遅れは自分のマイナス、
そんなちっほ゜けなものではないんです。
会社としてお客さまとの約束が守れない、となるのですから
事は重大なのです。
でも、そのことを上司・役職者・リーダー
だれも教えようとしない、教えない…
事が起きてしまってから「悪いのは誰だ」の
犯人捜し・・・
犯人捜しをしたってお客さまにおかけしたどでかいご迷惑は
とりもどすことができないのに・・
事後にかける膨大な時間とコストの何分の一かを
「事前にかけるべき」
私の変わらない想いです。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村 道夫)
