前回、人間が勝手に?創ったたくさんの「標準」が
「うつ」症状の入り口となっているのでは、との私の
想いを書かせていただきました。
そして
20年来、さかんに言われている「バリアフリー」、
その源の「バリアー」も人間が創りだしたもので、
その原因も「標準」にある、とも。
「うつ」は「標準への耐性力の弱まり」で発症して
くるのではと私は感じております。
「標準」が「ストレス」になってしまっている、のです。
Yahoo イラスト無料より
ストレス・・・・・・
今回はこの言葉に関しての私の想いを。
かつての自分自身への投げかけ言葉<30>
「ストレス」・・・・
最大のストレスの原因は
たぶん「人間のバリア」
ストレスの原因、それがストレッサー。
そして・・・・
最大のストレッサーは「人」なのだと思います。
その「人」とは多くの場合、組織のリーダー。
そしてストレッサーとなるその人が発する言葉
とか指導とか指示命令・・・・。
「人間のバリアーこそが最大のバリアー」、
「ストレス」を産むのだ、と私は想い続けてきて
います。
会社組織で、上記のことを別の言葉で表せば
「嫌な上司」「嫌な先輩・同僚」「自分ではやりたく
ないのにたくさんの残業」とか「ノルマ」になります。
そして、その次に出てくるのがそれらの声(要請)
に対して「自分はできない」との想いであり、現実
です。
「やれ」「なぜできないんだ」の言葉あるいは視線
を「できない」と思い込んでいる人が感じる反応が
重なりあって「たくさんの『ストレスサイン』」がその
人いろんなところにいろんな形であらまれるので
すが、周りの人たちが気づかない、気づいてあげ
ないことで「その人のストレス耐性」を超えてしまう
のです。
人が発する様々な形でのストレスサインはその人
が周りの人たちに無言ながら発している
「黄色信号」なのです。
気づいていかなければ。気づかなければ、気づい
てあげなければ、同じ人間なんだけれども一人一
人異なる特性をもった人間として。
強烈な肩こりが続く・・・・・
絶え間ない頭痛・・・・
会社に入りたくない、行きたくない・・・・
「もういやだ」、耐性の限界に近づいている、
のサインなのです。
早く気づいてあげたいと思います。
ストレスは誰にでもあるもの、なんです。
特定の人たちだけが持つもの、ではありません。
でもその「耐性力」に個人差があるんです。
決して同じではない、のです。
かつて自分自身への投げかけ言葉<31>
ストレスは誰にでもある
異なるのはストレス耐性力
人間の追い求めるものの変化とともに
そして生き方の変化とともに
ストレス耐性「力」はどんどんと
弱くなってきている。
なんでもかんでも
「自分一人で」
他人を頼らなく、頼れなくなってきている
だから
社会に生きる人間のあたりまえ」に
戻れば
ストレス耐性力は強まる、と
私は想います。
by入道
生きていく時、仕事をしていく時に
「適度なストレス」は必要なのだ、
一方で私の想いでもあります。
「適度」な「ストレス」なのです。
そして「適度」のものさしは個々人によって異な
るもの、このあたりまえを忘れてはいけません。
「俺・私の若いころは・・・」「俺・私ができたんだか
ら」、「俺・私が乗越えられたんだから」・・・
これを他人に押し付けてはいけない、んです。
「その人のストレスの対する『適度』をきちんと
感じとってあげる」、
これが最初に必要なこと、なのです。
上位者のみなさん、リーダーのみなさん、
先輩のみなさん、そして同僚のみなさん・・
貴方は他人のストレッサーになっていないで
しょうか、なっていないでしょうね。
いつも自己診断、確認したうえで組織の仲間に
相対していきたい、と思います。
かつて自分自身への投げかけ言葉<32>
ストレスも「想い」に
よって変わるもの
ストレスは必ずだれにでも存在するもの。
そして「適度」なストレスは
「変化への大きなエネルギー」となるもの。
ストレス耐性力はストレスの原因(ストレッサー)を
どう考えるのか、どう想うのかで
大きく変わるモノとも想います。
by入道
違う表現をします。
同じことを言われても、指摘されても、注意されて
も誰がそれを言っているのかの『誰』によって人の
受け取り方が違っちゃうのです。
わかり易く言えば
「嫌いな人・憎たらしい人」から言われれば、それ
はストレスとなってしまう一方で、「好きな人・頼り
にしている人?」から言われれば同じことでも
「はげまし」と受け止める心の状態になる、のでは
・・・。
「信頼」で成り立っている上司から強いことを言われ
ても多分、それはストレッサーにはなりません。
逆に「なんとかできるようにするには」と考え、行動
にしていく動きに連なると思います。
でも「嫌だ」「嫌いだ」と感じている上司からちょっと
強いことを言われれば、
それは「変化のエネルギー」となるのではなく、
「もういやだ」となってしまう、ストレッサーになって
しまうのです。
と、すればストレッサーとなるのは「言葉」ではなく
「誰が」になってまいります。
「あの人が言うことをするのはすべていや」、
こうなってしまうのだと私は想うのです。
ストレッサー、ストレスの原因は「人間」、そして
その「人間」とは
「できる同僚・先輩・上司・・・リーダー」であること
がほとんどである、
このことをいつもいつも心に留めておきたい、
そう私は想います。
そして!!!今一つ記しておきたいと想うことが
あります。
「人間が最大のストレッサー」と書いてまいりまし
たが、この人間は「自分以外の人」のこと。
でも、時として
『自分が自分のストレッサーとなってしまうことが
あります』!!
自分で自分にストレスを与えてしまうのです。
その遠因は他人からのストレスなのですが、それ
が続くといつの間にか自分自身で
「俺はダメなんだ」「俺はできないんだ」、「私は何
でできないんだろう」・・・・・
こんな想いが「自分が自分のストレスを与える」
ことになります。
人間ってどんなにすばらしい人でも
「できないこと」「他人よりも劣っていること」「弱い
こと」って必ずあるんだと想うのです。
できないこと、弱いことがあってあたりまえ・・・・
そんな自分にもこんなことがてきる、こんな特徴
・個性がある、そう自身を想い続けていきたい、
そして自分でできることをひとつずつ、増やして
いく、増えていくことに満足していけば・・
競争相手は他人ではなくて「昨日の」「今日までの
自分」にしていくといいのでは・・・・
そう想うのです。
過度なストレスは禁物!!!!
適度なストレスは明日への変化のエネルギーに
なりえるもの、自身の経験からもそう感じています。
かつて自分自身への投げかけ言葉<33>
ストレスも「想い」によって変わる
ストレスは必ずだれにでも存在するもの
そして「適度な」ストレスは
「変化への大きなエネルギー」となるもの
ストレス耐性はストレスの原因(ストレッサー)を
どう考えるのか、どう想うのかで
大きく変わるもの、
大きく変えられるもの、と思います。
by入道
今回も最終行までお目を進めていただきまして
ありがとうございます!!
前回の「バリアー」と同じ、
ストレスも「人間が創りだしていることを
いつも心に置いておきたいと思います。
そして
自分が「誰かのストレッサー」、
「誰かのストレスの原因に
自分の言動・表情などが誰かのストレッサーになっていないか」
常に客観的に心を
配り続けていきたいと
今また心を新たにしております。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村 道夫)



