世界の人たちが憧れる国、日本。
日本で働いてみたい、日本に住んでみたい・・
働くなら日本で、住むのなら日本で・・。
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残念ながら今の日本はそうではない、と感じてな
りません。
なぜなら、世界の人たち以前に「日本人が自分
達の国、日本を誇りに思っていない」「日本で
生きていくことに活き活きとした満足感を持っ
ていない」そんな状態にある、と感じていること
が結構ありますので・・・。
10年以上前から私は自分自身への投げかけ言
葉として、上記の意識から「日本で働くことによっ
て日本をまともにしていきたい」「できたらいいな」
と感じて自分自身へ「まともにしていくための7つ
のポイント」を投げかけ続けてきております。
かつて自分自身への投げかけ言葉<22>
日本をまともな流れに戻すには・・
まともにしていく7つのポイント
by入道
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単純に楽しいこと・嫌なこと、嬉しいこと・悲しい
こと、・・・・
『すべてのことは「社会」で起きている。
社会でしか起きてはいない』。このあたりまえ
に戻れば自然に浮かびあがってくるもの、と私は
ずっと想い続けております。
社会とは単体では生きていくことのできない人
と言う動物が生きていくための形成した群れ・
集団のこと。by入道
以前、ブログにも書かせていただきましたが、単
純に言ってしまえば、こう↑なります。
そして
全てをここに戻せばいい、ここに戻ればいいので
は、と言うのが私の結論、想い=信念でもあるの
です。
では、この想いから湧き出てくる「7つのポイント」
に進めてまいります。
実際にはポイントひとつひとつに更にコメントあり、
なのですが今回は感じていただくことを主眼として
敢えて説明を割愛させていただこうと想います。
では・・・。
まともにしていく「あたりまえ」その①
お客さまの存在しないビジネスは在りえない
● お客さま認識をしっかりとおこない、
自社の製品・サービスに対して
お客さまが何をもって『ありがとう』と
言っていただけるのかを
お客さまの心に立って考え、
提供し続けていくこと。
これだけを継続していこう
● 自社のお客さまは誰で
そのお客さまは自分たちの何をもって
ご満足いただけるのか
お客さまは自分たちに何を期待されるのか
これを考え、お客さまにお聴きして
お客さまのお心に+αでの実践を
積み上げていくだけでいい。
● ビジネスを営む私たちが
お客さまに「ありがとうございます」と
言うのはあたりまえのこと。
どうしたら
お客さまから「ありがとうございます」の
お言葉をいただくことができるのか、
ここにこだわる経営をしていくべきだ。
入道
まともにしていく「あたりまえ」その②
お客さまの認識を「日本人」から
全世界の人たちへと認識を変えること
◆ お客さまを「全世界の人たち」と認識し
徹底的にお客さまご要望(満足のものさし)を
理解し、それぞれのお客さまに合った
商品・サービスを提供していく。
日本人の「ものさし」だけではダメだ。
◆ 脱、ジャラパゴス!!
真のグローバルスタンダード化
グローバルスタンダードとは
ひとつの流行なんてものではなく
国際社会で生きていく時の
共通の「ものさし」と考えるべき。
◆ 流行の、言葉だけの
グローバルスタンダードから
心の内(なか)からの
グローバルスタンダードへ。
◆ 真の「人材の自由化」が必要。
高齢化&人口減少の日本の状態は
働き世代、働き人口の激減を
意味するものである。
この状況の下で
経済を活性化していくためには
日本ではたらきたい世界からの人々を
受け入れることが必要。
そして
その前に「日本で働きたい」と感じて
もらえる国にしておくことが急務でもある。
<<心の開国>>
まともにしていく「あたりまえ」その③
身体・頭そして心に汗をかくことを厭わない
⇔楽して利益は得られない
◇ 『付加価値』創造は
お客さま「心線」に徹底的にたって
お客さまご満足実現のために
自らの身体と頭そして何よりも心に
どれだけの汗をかくのか、によるもの
である。
なぜなら
付加価値とは「新たな価値を付加する」
こと、なのだから。
◇ 『ゲイン』にはふたつのゲインがある。
ひとつは「インカムゲイン」であり
いまひとつが「キャピタルゲイン」。
この二つのゲインで「土地」と言う
経営資源を見てみると
インカムゲインを得るためには
この土地に工場を建てて
この工場で付加価値創造を行うことになる。
自分達が「汗をかくこと」が必要。
一方のキャピタルゲインは
工場を閉鎖して土地を売りさばいて
大きな利益を得る動き。
残念ながらもう30年以上
日本では
「汗して稼ぐ経営者・人間よりも
汗かかずにキャピタルゲインを
瞬時に獲得する経営者・人間が
もてはやされてきてしまい
それが社会のものさしともなってしまって
きている。
◇ 「楽して、
身体と頭そして心に汗することなく
稼ぐ人たちが偉い」の風潮の日本そして
日本人。
マスコミもこぞって取り上げて
正に日本人の心をおかしくしてしまっている。
汗流しての働く場はあるのに
そこで働くことは拒んで
生活保護を受ける
とってもおかしな状況ではないのだろうか。
身体が動かせない、働けない・・
本当に保護を必要とする人たちに
きちんとした保護を。
働ける人たちにはいきなり「お金」なのでは
なく「働く場の提供」にこだわるべき、
そんな気がしてならない。
◇ 「職人」「達人」「匠」「粋」
「キメ細かな」「心配り」「心遣い」・・・
こんな言葉たちに
これからの日本を考える
ヒントあり、なのだと思います。
まともにしていく「あたりまえ」その④
2つのじりつ
○2つのじりつ=自立+自律
まずい・嫌な状況を
「他人のせい」には絶対にしないこと
この状況になってしまった原因は
自分にも必ずある。
悪いこと・嫌なことの原因を
ひとりひとりが他人に押し付けるのではなく
ひとりひとりが自分に見つけ出そうとする
そんな心の動きが重なれば
日本は素敵な国になる。
自分に原因をみつければ
後は自分が動くことで
変えていくことができる、変えられる。
自分が動かなければ
変わらない、のである。
まともにしていく「あたりまえ」その⑤
「今、ないものをさがすな」
「今、あるもの」を大切に。
☆ 「ないもの」を探すのに時間をかけない。
「あるもの」の
今までとは異なる組み合わせ・使い方を
考えていけばいい。
☆ ○○がないから、これを理由としては、
○○がないから、で終えてしまっては
決して明日を創造していくことはできない。
☆ ○○がないから、を原因とすることなかれ。
ないものに原因を見つけても
自らへの慰めにしかならず
解決には絶対に結びつかない。
視点、心線を変えて
『今あるもの」での「新しい組み合わせ」を
考えてみることを
再スタートの入り口としてみることだ。
・若い人たちがみな出て行ってしまい若者がいない。
⇔経験豊富な知恵を持っている高齢者が
沢山いる。
・駅前の店はシャッターが閉まっていて何も
役だっていない。
⇔駅前の適地にたくさんの自由に使える
スペースがある。
・子供がいなくなってきてしまい小学校が廃校に
なった。
⇔使っていない大きな小学校の校舎と校庭
がそのまま残っている。
・観光客を呼べるレジャー施設がない
⇔豊かなきれいな自然が残っている。
・田畑を耕す人間がおらず耕作放棄地ばかり。
⇔有機栽培を行える工作適地が豊富にある。
・たくさんの残飯処理に困っている。
⇔コストさえ合えば有機肥料となり
残飯は生きて処理表も不要になる材料が
豊富。
多局面からポジティブに!!
まともにしていく「あたりまえ」その⑥
③のふたつの自立とも絡むこと。
「自分をはっきりと打ち出そう」
◆ 日本人ひとり一人の「自律」と「自立」。
自分で考え、自分で判断し、自分で行動する
「自己責任人間の集まりの日本」に。
マスコミ報道に踊らされない
「己をしっかりと持つ人間」に。
三面記事的国民性からの変身!!
◆ 自分をはっきりと打ち出さない日本人
自分をはっきりと打ち出せない日本人
いつの間にか長い時間軸の中で
変わってしまった日本人の心。
「自己責任」「俺にも、私にもちょっと責任ある」
と全く思わなくなってきてしまっている。
いい状況では「自分だけ」
一転、悪い状況になると「どうしてくれる」
「誰が悪いんだ」「どうして助けてくれないのか」
となってしまう。なってしまっている。
リセットしたい。
◆ 必要なものを必要な時に必要なだけ、との
あたりまえでは満足できない日本人。
自分があれを買えないのは「社会が悪い」
「社会が何かをしてくれるべき」と言った
他人依存の心の姿勢が
日本を時間をかけておかしくしてきている。
今、仮に5の状態であったとしたら
6になることでは満足せずに
10でないことを嘆き続けるような
ちっちゃな幸せでは満足しなくなってしまった
日本そして日本人。
まともにしていく「あたりまえ」その⑦
共 生
●結びつきを持ち、共に生活していく。
生きていく。
正に「助け助けられ」の実践。
これが「社会のあたりまえの根本」。
●勝ち組・負け組、勝か負けるか、
生きるか死ぬかの二分なのではなく
他を蹴飛ばしてでも自分だけが勝つ、
のではなく・・・
「競争」から「共生」への転換。
「独り勝ち」から「共に・一緒に」への
ものさしの変換。
●共生の反対語は「寄生」。
少なくとも日本人が日本人に寄生することは
辞めよう!!
自立の大小でのサポートは「施し」ではなく
『共生』そのものである。
●「共生のために必要なもの」それは
賢さよりも「優しさ」である
7つのポイントは
人間としてあたりまえのことをあたりまえに、
そのものだと私は想います。
そのためにはを敢えて一言で言い表して
今回の結びといたします。
それは
己(おのれ・自分)に厳しく
他人(ひと)に優しく!!
今回も長くなりましたが
最終行にまでお目をお進めいだたきまして
ありがとうございます。
7日の朝、体調がどうしようもなく
人生64年11か月にして
初めて「内科医院の診察券」を取得し
健康診断以外で初めて受診・・・。
(怪我は多かったので外科にはちょくちょく伺っていました)
薬を出していただき
調剤薬局でこれも人生初めての『お薬手帳」を
発行していただきました。
おかげさまで
9日の午前中にはどうやら
ほぼ普通の状態に戻れております。
何をしていくにしても
「健康であればこそ」
改めて実感した正月でした。
みなさまもご健康には
どうぞよりご自愛をお願いいたします。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)

