会議は必要なのか~私の想い、社内会議の多い会社は経営資源の無駄遣いをしている・衰退する~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

2013年もあっと言う間に半分経過。

時の経過の速さを感ずると共に「時の大切さ」を

改めて感じています。


「時間の大切さ」・・・・

会社所属生活を離れてから一層、感じるように

なっております。


世の中、いたるところでさまざまな「会議」が行わ

れています。


告示された参議院選挙・・

国会も会議、ですよね。


各企業での会議、お役所での会議・・・

いったい、日本全体で年間いくらの投資をこの

会議に費やしているのか、すごく気にかかって

おります。


しかも「定例的な会議」そして「形式的な会議」が

まだまだ会議の主流となっているのでは・・・

時間・お金・機会損失・・・

大切な資源の無駄遣いをいい加減に止めたら

どうだろうか、と本気で感じてもいます。


●そんなことから今回は「会議」に対しての私の

想いを記していきたいと思います。


     会議は必要なのか、

  会議の多さはいい会社と連動する

      のだろうか


  ★会議をすることでは何も変わらない、

         変えられない。

  ★会議の招集者が「こうする」の強い意志を

    もって招集していない会議が多すぎる

  ★もう少し検討しようか、また次回、のくりかえし



にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ


●私は会社所属の時から「会議が嫌い」でした。


●代表取締役社長・会長時代を含めてどうしたら

会議をやらずにすむのか会議を減らすには

どうしたらいいのかをいつも心にしておりました。


★社長就任の時に取締役会あてに提出した文章に

「会議」に関しての私の想い、取締役みなさんへの

要望をいれました。


その時の言葉を少し記しておきたいと思います。


◆経営会議を初めとする会議の徹底的なみなお

し。(やめたら・・を前提にして動く)


◆その会議のために何日も前から何人かの人た

が資料作り。ひとつの会議のための膨大な事

務量の存在。時間とお金の無駄遣いと機会逸

失。


◆資料は本来、会議の参加者・提案者が自ら作

成するべきものなのではないのか。


自分の意思がない、自分で提案資料を策定

できないのであれば提案不要。出席不要。


◆そして何も決まらない会議の終わり。参加当事

にとっても満足を感じない会議の終わり。

御前会議なのでしょうか。


    ↓(上記を書いたうえで次のような提案・提示

    ↓ をいたしました)

●今までの「経営会議」を今日から廃止する。

何十人もで長時間、しかも大半は聴いているだけの

経営会議はもうやらない。


●「課題解決会議」へ全ての会議を全社転換し

ます。

提示課題の解決のための決断を下すのに必要な

人間だけが短時間集まる形とします。


●対象課題がなければ会議招集はしません。


●今までの経営会議のメインであった事業部

の商況報告は月次報告書に組み入れること

して会議の議案とはしない。


●他の会議についても徹底的に見直しを実施

する

「今までずっとやってきているから」を捨去りゼロ

ベースから必要か否かを見極め、そして必要と認

めた会議であっても出席者ついては毎回同じ

顔ぶれとするのではなくその都度、決定していくこ

にする。


●会議を招集する前には当面の間、事前に私

「会議招集願い」を提出してください。

そこには「会議の目的」(何のためにこの会議を

ことが必要なのか)・「出席要請者」・会議に

する時間とその理由」・「会議にかかるコスト」な

どが書き込みになっていますので必ず記入して

ください。


●会議の場では徹底的に会議をする。

報告は事前配布で当日は質疑のみとする。「明日

向けての議論主体」。これがなければ招集しな

い。


●聞いているだけの人の出席は不要。拒む。

役員であっても聴いているだけなら出席はしない。

役員も必要な人間を必要な時だけ出席。


●無駄な会議?に出席しない時間を「本業」・

「お客さま」に投下していく。


●会議の場で「叱る・指摘するは一人が行えば

いい」「自らを正当化するために他人の口車に

のって同じことを責めるのは絶対にダメ」だ。


●会議は特定出席者のためのもの、ではない。

それであればその人に時間をとって必要な時に確

認すればいいこと。自己満足のために他人の貴重

な時間、会社の経営資源を勝手に使ってはいけな

い。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


★上記のようなことをしてきた私の会議に対しする

いを改めてまとめて?みたいと思います。


★何で会議を行うのでしょうか。何で会社を含めた

中の組織に会議が「はびこっている」のでしょ

うか。


★私の想いは単純です。


★「決めるべき人間が自己責任で決められない

会議にとなる、そう感じています。



★会社には職務権限規程とか決裁規定などの決裁

権に関する規定があります。


★そこには決裁の内容とかあるいは金額などによ

て「誰が決裁=決定するのか」が明記されていま

す。


★その規定に基づいて決めるべき人が決めるべ

時に「自分の責任」で決定・決裁していけば会社

で求められている「取締役会決議事項」以外

会議する必要なく決めていけるはず、なのです。


★社長が「すべて俺の責任で俺が決める」。だから

遠慮なんてしないで入り口段階から俺のところに相

談にこい、と言い切り現実もそうなっている会社・組

織では会議開催の頻度はごく少なのでは、と思う

のです。


★事業部門であれば事業部門長、部であれば

課であれば課長・・・・・トップの気持ちと動き

次第のだと思います。


にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ


★会議には多大な経営資源(人・時間・お金・・)

必要なことをきちんと認識し、その上で会議の

目的、会議の成果物、会議のアウトプット出席

者全員がイメージして会議が行われているのか、と

言うことも大きなポイントです。


にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ



にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ


決断者の「責任逃れ」(自己防衛)のために

会議使われては絶対にいけない、のです。

  会議で出席者全員で決めたこと・・・・・


★そして今一つ。私の経験の中で議長(orその

会議出席の最高役職者・最上位者)やっては

いけないこと強く思い続けてることがあります。


★会議の席を利用して自分の偉さ?俺は社長だ?

を誇示したいが故に?やたら質問をなげかける、

そして怒鳴りまくることは絶対にやってはいけない

と私は思います。


★怒るのなら会議が終わった後でそっと呼んで

静かに相手に分かるように語ればいい、のです。


★その場で質問を投げかけるのではなく提案者

が提案をまとめている時に「こんなところも検討

しておいてね」と事前に投げかけておくことが組織

会社全体としての時間とお金の無駄遣いを防ぐ

ことになります。


★でも・・・結構、多いですよね。こんな嫌な会議体。


★組織としての「明日」はない組織(会社)だと正

感じます。



にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

●会議の目的は「決めること」ですが、決めるに

あたってみんなを招集しての会議体が必要なのか、

ここに上位者が疑問を持つべき、なのです。


にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ


IT技術、パソコン・携帯電話の発達によって、

一堂に会さずとも情報は同時に共有でき、意見の

交換もできる・・・・・・私生活でみんなそんな動きを

しているのに会社組織の中ではこんなにIT化さ

れていなかった昭和時代の会議を引っ張って

いる・・・

そんな気もします。



●これまでもずっと開催してきているから・・・

最初に会議ありき、の発想を捨てさることです。


にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ


会議もひとつの「手段」にしかすぎない、ので

す。


会議することを「目的」にしては絶対にいけ

ない改めてそう感じます。


今回も最終行までお眼を進めていただきまして

   ありがとうございます。


        会議・・・・会社所属時代、

  なくすぞ、やらずに済む仕組みを形成するぞ、と

         いろいろなことを

   変化のために投げかけ実施してまいりました。


      社内会議の多い会社は衰退していく

         私の個人的な想いです。


      お客さまの笑顔の追求のために

     いろいろとやってきたことのひとつに

       いくつかの会社で提示した

  「ビジネスお約束22か条」と言うものがありました。


     次回はそれを記してみたいと思います。


         ありがとうございます。


               にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ

                     入道(入村 道夫)











にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ