●「想い」を基点として「変化」「挑戦」とこれまで
「生きるとき、働くとき、経営していくときに大切な
もの」と私が想っていることを「7つのキーワード
と28の気づき」として3回書いてまいりました。
●今回がその4回目。
●「明日への自分の物語」ができて、その実現に
向けて自分自身をどう「変えていけばいいのか」が
描け、それに対して勇気をもって「挑戦」する気持
ちになったとしても「変化への挑戦」は実現できま
せん。
★「想う」ことはとても大切なのですが、あたりまえ
のこととして「想っただけ」では何も変わらない、
のです。
★では、本当に変えていくためには。
★難しいことではありません。
想ったら「やってみる」こと「行動」に移すこと、な
のです。
★この「行動に移す時に必要なのが前回書かせて
いただきました「挑戦」であり「勇気」なのです。
◆と、言うことで4回目、今回は4つ目のキーワード
である『行動』について、です。
★「行動」に関しての4つの気づきポイントを書く前に
悩み悩んでいた時期に私が自分自身に対して「おい、
しっかりしようよ」と投げかけのために創った文章が
シートにしてありますので少し大きめに表示したい、
と思います。
★どんなに嘆き悲しんでも状況を変えていくことは
できない、あたりまえのことなんですが、人間って
このあたりまえのことを失念してしまうんです。
★私自身もかつてそう、でした。
●どうしても自分自身を「悲劇の主人公」に置い
ちゃう」んです。置きたくなっちゃうんです。
●でも、それは「自分に原因をみつけようとしな
い」からであり、自分以外の人たちに原因をみつ
けようとする自己防衛の心からすると当然のこと
なのか、と思ったりもします。
★そんな自己防衛の心から自分を解きほぐしてや
り自分を変化の主体者・当事者にしていけば「勇気
をもっての変化への挑戦」の「冒険」がはじまりま
す。「変化への冒険」を始めることができます。
●「冒険」を表す英語はADVENTURE。
●この単語から頭二文字ADを取り外すと
VENTURE。ベンチャー企業に用いられている
ベンチャーです。
★私は経営していたころ、会社規模がどんなに大
きくなっても「会社はいつもベンチャーでありた
い」、「一緒に働く仲間ひとり一人はアドベンチ
ャーを愉しむ人間の集合」でありたい、と想い続
け、お願いし続けておりました。
★そんなことも含めて『行動』についての4つの気
づきポイントを書かせていただこうと思います。
(番号は前回までと同じように通し番号としております)
13.行動は不安と不満を吹き飛ばすもので
ある。
→思考は悲観的に。そして行動は楽観
的に。
14.『早く」行動段階に移すこと。
考えているだけでは、どんなに時間をか
けてしっかりと考えても考えるだけでは
「何も変わらない」「何も変えられない」。
15.やってみる、やらせてみる、ことである。
沢山のジャッジポイントを設定し、Go
orStopを判断すればいい。
(前回解説済み)
16.「行動する目的」を常に明確に確認する
こと。
行動するのは「何のため」
●「行動」する時の私自身のものさしはいくつかあり
ます。そのうちの一つを紹介させていただきます。
●私たちは「行動する」時に「できる」「できない」、
現在の自分の言ってみれば「技量」をものさしとし
てしまいがちですが、これは「誤り」です。
★「行動するときのものさし」で大切なのは「できる」
「できない」ではなく「やるべきこと」なのか「やって
はいけないこと」なのかの謂わば「社会の眼」『社
会の心」なんだと思います。
★そして、本来「やるべきこと」で「今できていな
いこと」「今できないこと」を明確にして「どうした
らそれが『できる』状況にしていくことができるの
か」を考え、考えたら行動に変えていくこと、なの
だと思います。
★うまくいくかどうか100%の保障なんかありませ
ん。
★だから現状を変えていくめたの行動には『冒険』
と言う言葉が出てくる、のです。
◆そして「何も考えないで単純に「動けばいい」」と言
うことではもちろんありません。
◆「冒険」にはものすごい事前準備(THINK)が必
要なのと同じなのです。
●こうどう=行動
=考+動=考動
◆行動は「考動」。私の造語ですがすっきりと自分の
心に入って既に25年以上使い続けています。
★このことはちょっと本題から外れてしまいますが、
「リスクマネジメント」にも適用することができます。
★リスクマネジメントはともすると「事が生じてから
どう対応していくか」にスポットが当てられておりま
すが、私はそうではない、と想っております。
◆経営者自らが自らの事業に対して、どれだけ
たくさんの「やばい」を想定することができるのか
これこそがリスクマネジメントの入り口だと信じてお
ります。そう想いやってきました。
◆できうるかぎりたくさんの「ヤバい状況」を想定
し「そうなった時にどうするのか」をしっかりと組み
立てておけばいい、のです。
もし○○になったら、□□をしよう
◆仮にそんな状況がこなければ「ラッキー」だけで
すし、仮に来たとしてもちょっと古い言葉?かも
知れませんが「想定内」となる、のです。
★そんな動きを重ねておけば「勇気を持って変化へ
の挑戦を現実にする『行動』がとれる」状態を自ら
が形成することとなります。
★誰か自分以外の人が、ではなく仮に誰かの助けを
いただくとしても「主体は自分」にしないといけないと
想います。
★そのようなことも含めて
行動は本来『考動』だと思います。私の変わらない
想いでもあります。
今回も最終行までお眼をすすめていただき
ありがとうございます。
行動することは不安、?
違うと思います。
違う、のです。
考えるだけで動かないから、不安になるんだと
想うのです。
行動すればいいにしろ悪いにしろ
「現状」からは一歩先に対して
現実の動きになっているのですから。
失敗したって一度「今に」「今まで」に戻ればいいだけ
だから・・・
「今より悪くなることは絶対にない」んです。
私、25年間、そんな想いで経営をしてまいりました
経営させていただきました。
ありがとうございます。
次回は『決断』をキーワードといたします。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)





