2012年最終のブログ更新。早いですね・・・。
そして、気づくと94回目の更新。来春には100回
を迎える・・。まだまだ続けていきたい、と想います。
年の瀬に「人間って勝手だよな」と想い、何で「勝
手」になるんだろう、を考えていた時にひとつ心に
浮かんできたことがありました。
そうか「勝手になるのは人間の『満足のものさし』
がころころと変わっていく」、そのことに原因があ
るのでは、との想いです。
満足のものさしが変化するからこの間まで満足して
いたことも今日は不満になってしまう・・・
そんなことから「心も変わっていく」、それが「勝手」な
言動になるのでは、と言うことです。
そして
この「勝手さ」が文明を発展させてきた源なんだろ
うな、とも思えます。
にんげんって勝手すぎないかな?
でもそれが真実、
私が想う、にんげんの『満足、3つの特徴』
●「人間の『満足』には3つの特徴がある」と私は
ずっと想っています。
●私は自分なりにまとめたこの特徴を心に自分を
チェックし続けています。自分を甘やかすことがない
ように。
☆満足:第一の特徴
人間にとって満足は常に追い求めるものであり、
しかもそれは大きくなり続けるものである。
そしてその人が今までに体験したり、見たり聴い
たりの中から『最高の満足の状態』を心に「ものさ
し」として置き、それによって「今」を測るもの、であ
る。
☆満足:第二の特徴
『今日の満足』は『明日の満足』とイコールでは
ない。今日、お客さまから満足の声をいただけた
から明日も同じ対応、同じことをすればまた満足
していただけれると思ってはいけない。
同じであれば前記した第一の特徴と照らし合わ
せて、『明日の不満』に繋がってしまうことを
しっかりと認識しておくべきである。
☆満足:第三の特徴
満足は与えようとしてはいけない。
満足は当事者のみが感ずるもの、である。
それゆえにいつも全身・全心を相手にむけて感じ・
考え行動し続けなければならない、ものである。
●ご自身を単純に「お客さま」の立場に置き換えれば
簡単に理解ができる特徴だと想います。
●さて、今一つ考えてみたいと思います。
◆「我儘(わがまま)』と「満足」、何が異なる、ので
しょうか。
◆人間が満足を感ずるのは『心』であり、しかも人の
心は常に揺れ動いているものです。
◆そこで、私たちが気をつけなければならないのは
『満足と我儘の際(きわ)』。
◆でも、"わがまま"とは誰が何をもって判断するの
でしょうか。
★たぶん、
それは『人間としての常識・生き方倫理』
から判断すること、私はそう想っております。
◆自分たちがお客さまに堪えられていないもの・こと
を全てお客さまの"わがまま"としてしまえば、事は非
常に簡単なのですが、それで済ませては絶対にいけ
ません。
◆そんなことをすることは「私たちの"わがまま"」
なのです。
◆仮にお客さまの"わがまま"だったとしてもお客さま
の今日の"わがまま"はもしかしたら、明日には
『満足の新しい目盛』になることがあることを心して
おくべきと思います。
◆人間とは「ヒトと言う動物がいきていくために
形成する群れ・集団=『社会』で生きているヒトと
言う動物のこと」。前にも書かせていただいており
ますが私の定義=私の想いです。
◆人間は動物。助け合いがあって初めて生存競
争の厳しい自然界で生きていくことのできる動物。
★動物は「生きるために一生懸命」なもの。
いろいろな工夫をしていくことのできる動物。
★幸せとか楽しく、とかの前にもっともっと根本がある
はず。それは『生存』なんです。生きていくための創意
工夫。
★ここにこそ活き活きさの原点があるのでは。
★活き活きさの原点=野生。
だから私は創造力を次のように表しています。
創造力=野生力×感性力
●いつのころから人間(ひと)は努力(=自分で考え
動くことby 入道)しないで、毎日を日めくりのごとく、
あたりまえに過ごすようになってしまったのだろう
か。
★現代人の活き活きさの欠如、たくましさの欠如
はだらだらしていても生きていける、明日を迎え
られる、明日が勝手にやってくる、
そんな今日の社会的仕組み(ヒトと言う動物が形
成している群れ・集団の仕組みby入道)にこそあ
る、そう感じています。
◎人間(ひと)よ、科学技術に頼りっきりにならない
で自分以外のヒトを頼ろうヨ!!!!!!!
◎そのためには『感性豊かな野性味』を取り戻
すことかな、そんなように想います。
●各業種・各企業においてもあたりまえに
「お客さま満足」をホームページなどに掲げておりま
すが「自分の会社のお客さまは自分の会社の商
品・サービスに何を求められているのか」
「何をもってご満足いただけるのか」をとことん突き
詰めての動きにしているところは極少なのが現実。
●ブーム的な動きに乗る、それだけで終えてしまっ
ているところが非常に多いと感じています。
●マスコミそしてコンサル会社にのせられている
だけ、そんな感じを受けます。
●過去に遡っても(順不同)
CSR・地球環境・ブランディング・ソリューション
イノベーション・ガバナンス・コンプライアンス
・・・・・・・・・・・組織活性化・・・・高度情報化
戦略情報システム・・・・・内部統制・ISO・
個人情報保護・・・・・・国際会計・・・・・
そして昨今のコミュニティ・・・
ものすごい数の言葉にその時々の企業経営は
踊らされ、瞬間的に取り組みを始める・・・。
●でも自分で気付いたもの、
自分の想いからではないので形だけ、
結果として間に入った会社を潤わせていただけ、
そんな状態だったのでは・・・。
◆昨今ひとつのブーム的になっているのが
コミュニティ。
◆でも!!!コミュニティ形成を売り物としている
会社なのにその会社自体が組織コミュニティの体
をなしていない。でもそんなところに声かけられて・・。
●私はこうアドバイスしています。
●コミュニティのサポートを頼もうとしている会社を
突然訪ねてそこで働く一人ひとりの表情とか動き、
そしてそこの社内の空気を確認してみてください、
と。自分のところでできていないのに
コミュニティ形成サポートなんかできるはずない、
そうあたりまえに思いませんでしょうか。
★ブームに乗るのではなく自社・自分が形成した
「あたりまえ」が世の中の「あたりまえ」(標準)と
なることに喜びを感じるようにしていきたと
重ねて感じております。
今回も最終行までお眼を進めていただきまして
ありがとうございます。
そして、2012年一年、おつきあいいただきました
みなさまに心から感謝申しあげたいと思います。
『ありがとうございました』!!!!
まもなくやってまいります
新しい年2013年もお付き合いくださいますよう
お願いいたします。
新しい年が
活き活きと楽しい満足の一日の365の積み重ねとして
形成されていきますように!!!!
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ
入道 (入村 道夫)

