「いじめ自殺」事件・・。
被害者の中学生もきっと親・先生・友達・・いろんな人たちに
心のシグナルを発信していたのでは、と感じてなりま
せん。
心のシグナルはどんな形でいつ発信されるのか、はわかり
ません。そして誰でもわかるようなシグナルでもありません。
でも「感じてほしい」と思って発信している、のだと思います。
人が発する「心のシグナル」を感じとる力が『感性』。
社会における『大人の感性』を豊かに、大切にしていけ
ば、社会をもっともっと温かくしていくことができる、
そう感じてなりません。
子供たちの責任以上に『大人の責任』を問い続けていく
べき、そうも思います。
「助けて」「大丈夫、です」・・・・・・
「みて」「ほっといて」「声かけて」「仲間に入りたいなあ」
・・・・・・・・・・
いろんなシグナルを人間って全身使って発信し続けてい
る、そうも感じます。
私事ですが、
1か月ほど前、ランニング中にいきなりの右ひざ周辺での痛み、
一週間様子を見て、変わらない(よくならない)ので病院に行っ
てレントゲンも撮り、診察してもらいましたが「少し水がたまって
いるが、ただすぐに水を抜く必要もない」ということで本日現在、
まだ様子見状態が続いています。
痛み・・『自分の身体が発する「痛み」って自分に対するメッセ
ージだよな」』と思います。
そんな思いから今回のブログを書いていこうと思います。
メッセージ・情報
そして「感性」!!!
まずは私自身への警告。
●「痛み」は自分に対する注意メッセージ。
●「痛み」・不快な気持ちを怒ってはいけない。
●怒る、のではなくむしろ感謝の気持ちで身体か
らのメッセージを感じ取る努力をすべきだ。
●悪いのは自分自身の身体への注意を怠った
自分。
他の誰のせいでもありはしない。悪いのは自分
自身なのだ。
★痛みは身体からの大切なメッセージ。その
メッセージの意味をきちんとつかまなければ
だめだ。
★きっと今の痛みよりもだいぶ前におまえの身体
はおまえに対して様々な注意メッセージを伝えて
いたに違いない。
★でも、おまえはそれに気が付いていなかった。
気づいてもそのメッセージを意に介さなかった。
おまえのからだは、おまえに何かして欲しくって
「痛み」というメッセージを流し続けていたのに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆人の集まりである組織(社会・会社・・・)も
「人体」と同じなのかも知れないな、と思います。
◆ひとりひとりの人間がその「個性」「らしさ」を
気持ちよく活き活きと発揮していくために、人は
常に他人(ひと)に注意信号を様々な形で発信
し続けているのではないのでしょうか。
◆そして、その注意信号の最初の段階は外見
には現れない「心の中で思っている、心で念じ
ているだけのメッセージ」。
◆この初期段階で他人(ひと)が発している、
まだ見えない段階でのメッセージを敏感に感じ
とれるか、ここが重要なところだと思います。
◆では、他人(ひと)の心のメッセージを受け止め
られるようになるには何が必要なのでしょうか。
☆それは「感性」だと私は思います。
☆感性の「性」の文字は「生」と「心」の二つの文字
でできています。
☆だから「感性」って『相手の今の(=生きている)
心の状態を感じること』なのだと私、解釈していま
す。
★そして!!私が人間としてもっとも大切にして
いきたい「力」、それも『感性』なのです。
人間はカンセイ(感性)によって人間として
カンセイ(完成)に近づく・・・?
★「痛み」という自分の身体からのメッセージを
スタートにいろいろと考えてみました。
★私自身、自分の身体からのメッセージを改め
て大切にしていきたいと思います。
★そして、組織生活(社会・会社・・)の中では
なかなか表にあらわれない、現れた時には
もうどうしようもなくなってしまっていることが
多い『人のこころの中に生まれ溜まってしま
いがちな注意メッセージを大切に』感じて
いきたい、
そのためにの努力を積み重ねていきたいと
想います。
★ひとりひとりの人間が発するさまざまな姿の
メッセージを本当に大切に想い、感じとって
いきたいと思います。
★そして、そのメッセージを「おもいやり」と
いう感性で受け止めたいと思うのです。
★お客さまも仲間も常にメッセージを発信し
続けているんだ、こう考え相対させていただくこ
とが大切、ということはもうおわかりいただける、
と思います。
◆このように考えると、人間の発するメッセージ
はビジネス・事業としても正に「生きた情報」と
なってまいります。
◆生きた情報?
私は自分のこれまでのシステム開発経験の中か
ら、情報を考えるにあたっては『情報=なまもの・
生鮮食品』そして時によっては『情報=危険物』
と置き換えてみるといい、と思っております。
◆「危険物」であるとの認識からは情報に対して
必要なのは「処理ではなく取扱い」であるとの想い
が浮かんできますし、
情報ってなまものなんだ、と認識からは「情報に
とって欠くことのできないものは新鮮さとビジネス
スピード(食品とした時の流通スピード)UP」なん
だの想いが当たり前に浮かびあがってまいります。
◆腐っていまったもの(古い誤った情報)を自分が
食べたり、他人(ひと)に食べさせてしまったらどう
なるのでしょうか。
◇また、消化器系の病気をしている人に消化の
悪い食べ物を食べさせてしまったら・・・。説明する
までもないと思います。
◇正しい(新鮮な)情報を、それを欲している人に
いかにして素早く、そしてその人に食べやすい形
にして提供させていただくのかを追求しつづけた
い、と想います。
★情報は常に新鮮であること。
情報は鮮度が命、なのです。
★あなたが今、仕事のために用いている情報は
新鮮なものなのですか(お客さまが食べて本当に
大丈夫、なのですよね、賞味期限内なのですよ
ね!?)、常に確認し続ける必要があります。
(情報によっては鮮度期限数秒なんてものもある、
のですから)
★そして
情報は危険物。車にガソリンでなく灯油を入れて
しまったら・・
石油ストーブにガソリンを入れてしまったたら・・・。
◆相手に、目的にきちんと適合した情報であるの
かを確認してから使うことを「習慣」にする必要が
あります。
●その仕事を考えるのに使う情報は本当にそれ
で大丈夫なのですか、非適合情報ではないので
すか。
★目の前に出された情報をいきなり鵜呑みにして
使ってしまうのではなく、ここでも一旦、その情報の
性質を確認することを忘れてはだめだと思います。
★社会人、大人は「自己責任で情報を選び使う
べきもの」であることをきちんと認識するべき、だと
強く感じます。
●情報化時代と言われてからも久しい、
そして膨大な量のもしかも有効・有害、新鮮・腐敗
(今はもう使ってはいけない)、真実・ウソ、・・・・・・
と、ちょと見では見分けがつかない情報に頼って
仕事をする、生きていくようになってきている現代
であるからこそ、
メッセージ・情報の質を私たち一人ひとりが
”感性”でえり分けしていく必要がどんどん
増してきている、それが情報化時代の一面
でもあるんだ、ということを認識して約束事として
いきたいと思います。
●情報化・IT化社会、きちんと整備されるまで
まだまだ当面は
「徹底的に自己責任であふれる情報を
えり分け自己責任で使っていく」
ことになると感じています。
●その意味でもマスコミに携わる人たち一人
一人が改めてマスコミの自己責任、社会的
役割を原点に戻り見つめなおし、何をどの
ような形で報道していくのか、の自己問答を
することから、改めることが絶対に必要だ、
と感じ続けてもいます。
★嫌なこと・悲しいこと・つらいことがあった時に
自分以外の誰かに原因をみつける、
犯人捜しに終始する傾向が年々、日本人に
多くなってきている、悲しいけれど日本全体が
そんな人間の集まりになってきている、ように
感じてなりません。
◆犯人さがしをしても「これからは変わらない」
「これから」のために一人一人が何をしていく
のか、こっちの方があたりまえに重要なことなの
にマスコミも残念ですが、自分には原因を見つけ
ての「これから」のための報道にはなっておりま
せん。
★「自分にも原因あり」
一人一人が自分に原因をみつけ、すぐに
自分の言動を変えていけば一挙に世の中
変わっていける、そう思います。
今回も最後までおつきあいいただきまして
ありがとうございます。
現在の「嫌な日本の状況」は
私をふくめた『大人の責任』であることを改めて
心にしっかりと刻み、考え動いていきたい、と
想います。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ
入道 入村 道夫