〇前回、ふたつの学校、と言うことで「二つの童謡」から私が
気づいたことを書かせていただきました。
〇そこで今回も引き続き「童謡からもらった気づき」を
書いていこうと思います。
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●学生時代の頃から、そして会社に入ってからも忙しいとき、
あわただしいとき、しんどいとき・・私にはふと口ずさむと言う
よりはボソボソと念ずる?2つの歌(童謡)があるらしい。
(自分では気づかなかったのですが会社の仲間からよく指摘
されていました)
●それは『1年生になったら』と『7つの子』。
★私が新しいことに不安を持ちながらも挑戦、取り組んで
いるような時、そして逆に慣れ過ぎかなと感じてような時
に口ずさんでいる(らしい)歌。
♪♪ いちねんせいになったら
いちねんせいになったら
ともだちひゃくにん できるかな
ひゃくにんで たべたいな
ふじさんのうえで おにぎりを
ぱっくんぱっくん ぱっくんと ♪♪
(まど みちお作詞・山本直純作曲)
●思いだしていただきたい、のです。小学校でも中学校でも、
会社に入社した時でもかまいません、あなたが「一年生」で
あったときの「あなたの気持ち」を。
★すごく緊張感があったと思います。
★「期待」と「不安」、このふたつが交り合ったナントもいえない
緊張感であったと思います。
◆なぜに、「一年生になる時」って緊張感があるのでしょうか。
●それは「未体験部分」に対しての期待と不安なのでは、と
私は思っています。
●今までの生活範囲が拡がるから。変わるから。
交流範囲、仲間が拡がるから。変わるから。
考えることの範囲が大きくなり「知らないこと」が体験できる、と
思うから・・・・・。
★何なのでしょうか。その源は。
●それは『新しい出逢い』。
新しい人との出逢い、新しい仕事との出逢い、新しい知識との
出逢い、新しい責任との出逢い・・・。
●では、この『新しい』ということは何ナノでしょぅか。
★それは『自分が今まで体験したことのないこと』それを
まとめて『新しい』と言う言葉で集約しているのだと思います。
◆学校生活では1年1年「新しい出逢い」(クラス替え)が与えられ
ますがビジネスの世界の2年目からは『自分が創りだして
いかなければ新しい出逢いは有りません』。
●自分で常に新しい拡がり、新しい出逢いを創りだす動き(努力)を
自分がしていかなければ、きっとその人は2年生のままで終わって
しまうと思います。
★1年生から2年生には誰でもなれる、と思います。
●でも、問題はそのあと。2年生が3年生に、そして4年生に・・・・
ただ単に年次を積み上げた数ではなく「3年生『らしく』」「4年生『ら
しく』」・・。
『らしく』なるにはいったいどうしたらいいのでしょうか。
★冒頭の童謡にヒント・答えがあると思います。
★『〇〇になったら△△できるかな』。
自分自身で新しい課題(目標)を見つけその課題の上で
『毎年1年生になること』、これだと思うのです。
〇意識して持ち続けたいと思います。
◎今日から明日につなげるために、
豊かな一日、満足の一日を積み重ねていくために。
◎何を?
●それは『新しい出逢い』。
そしてそれは『自らの機会創造』。
●大好きで今も使い続けている、前のリクルートの社是であった
「自ら機会を創りだし、機会によって自らを変えよ」のことば。
●いま、あなた、フレッシュな気持ちにありますか?
新鮮な期待と不安の入り混じった不可思議な緊張感を持ち続けて
いますか?
私がたまに意識的に自分自身に発する問いかけです。
●意識して自分自身に持たせ続けていきたいと思います。
自分を拡げることによって自分自身を新しい出発点に置くこと
で得られる「期待と不安の1年生の緊張感」を。
そして『一段上の自分創造』へのチャレンジを。
♪いちねんせいになったら
いちねんせいになったら
ともだちひゃくにん できるかな
ひゃくにんで かけたいな
にっぽんじゅうを ひとまわり
どっしんどっしん どっしんと ♪
★今一つの私に気づきをくれた童謡は「七つの子」。
●私の発想法?は極めて単純だと自分で感じています。
●それは『何故なんだろう』『おかしいな』そして『これでいい
のか、これだけなのか』のチェックだけです。
★この歌は決算真っただ中とか同時にいくつもの異質の仕事を
担当し、やり遂げる必要のあるような超多忙状態になると仕事
をしながらちっちゃな声で口にしていたらいし、のです。
(これも指摘され知ったことです)
♪♪からすなぜなくの からすはやまに
かわいいななつの こがあるからよ
かわいかわいとからすはなくの
かわいかわいとなくんだよ
やまのふるすへ いってみてごらん
まあるいめをした いいこだよ ♪♪
(野口雨情作詞・本居長世作曲)
●社会人になってから口ずさみはじめたわけでなく記憶に残って
いるところでは高校受験の受験勉強の頃からかな、と思います。
●では、どうしてこの歌が好き?なのか。
★それは『なぜの言葉』がこの歌のキーワードになっているから
と思います。
●『なぜ』と言う問いかけがなければこの歌は先に進みません。
★この歌こそが私自身の今日に至るまでの生き方・そして
考え方(=想い)を形成してくれた、と言っても過言でないと思い
ます。
●「ああカラスがないている」だけで終わってしまうのではなく、
『どうしてカラスは鳴いているんだろうか』と心に浮かべ、
考えることからこの歌は出来でいるので、
何も疑問を持たなければ
せいぜい「カラスの勝手でしょ」で終わってしまいます。
●一生懸命に受験勉強しているのにちっとも頭に入らない、弱った
ぞ、困ったな。
●こんな時に出てきてしまうのです、この歌が。
●口ずさむと同時に考えます。やり方がマズイんじゃないだろうか、
違うやり方があるんでは・・・今夜は気分が乗っていないからかな
・・・・。なんでもいい、どうしてなんだろうと口ずさみながら自分に
「考えろ、考えろ」と案じをかけていたのかな、と今になれば思い
ます。
★このことと同時にこの受験勉強時代に気づいて今でも実践して
いることがあります。
◆それは『原因を他に見つけるのではなく、自分に見出す方が
迅速な解決や改善に繋がる』ということ。
●先生の教え方が悪いから、に原因を先生に見出してしまうと
そこから改善・解決につなげることはほぼ不可能。
●そうではなく、その先生の授業にあった勉強の仕方、聴き方、
ノートの取り方があるのでは、と考え
翌日から「新しい授業の受け方」にチャレンジするのです。
●考えることは先ず、『想像」すること』であり
『想像は創造につながる』(by入道)のです。
●なぜなら、考えを詰めていくことが「想像」であり、想像は多くの
アイデアを産んでくれるもの、ですから。
●そして考え、想像することは慣れて習慣的になってくるとすごく
楽しいことなんです。カラスの歌を歌いながら・・・。
●目標達成ができなかったとき、計画通りにできなかったとき、
カラスの歌を想いだし、
環境とか他人に原因を見つけ出すのでなく・・・。
●『なぜ、どうして』『自分の何がよくなかったのか』を考える機会を
できるだけたくさん創るべき、と思います。
♪ からすなぜなくの からすはやまに
かわいい ななつのこがあるからよ
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