頭から心への変化を!!
頭=かしこさ 心=やさしさ
●私が前回書かせていただいた「にんげんはみんな弱くていいんだ」
と想うことで楽にそして楽しくなった・・、このことを私なりの別のワードで
表現するならば『やさしさ』重視と言えると考えています。
●この「やさしさを見失ってしまった日本人」が今のある意味
で殺伐とした「自分だけが良ければ」の国にしてしまったのでは、と
感じてもおります。
●では・・・日本人が見失ってしまった「やさしさ」とは何?
●様々な解釈があると思いますが、私は単純なところに行き着いております。
●私の得意な(好きな)数式化表現をしますと
『やさしさ=優しさ+易しさ』となります。
★やさしさとは「優しさと易しさ」でなりたつものだと
私は勝手に解釈をいたしました(しております)。
★そしてこの「やさしさ」の源はこれまた私の表現ですと20世紀までの
ものさしとなって「賢さ」重視からの脱却、
『頭』から『心』への転換が必要なのでは、となります。
★私は「頭」と書いて『かしこさ』と読み、「心」と書いて『やさしさ』と読んで
います。
頭=かしこさ
心=やさしさ
●何事に対しても
「頭で難しく考え続ける」のではなく
大切なのは「心で感じ続けること」
を重視するべきだと思うのです。
●「ジャラパゴス」と言う言葉が存在しています。
★結論からすると
世界の変化から取り残された日本(ジャラパゴス)の
原因は「いまだ日本人は『頭(=かしこさ)』重視から脱して
いないことにあるのだと私は思っております。
★言葉を変えて言い切れば
「まだ楽して儲けること」に凝り固まっている、
もともとあたりまえの「汗して働く」
「汗して稼ぐ」ことに立ち還っていないから、
なのだと思うのです。
●何故、日本が所謂リーマンショック以降の
世界の変化に取り残されてしまったのか。
●様々な原因があると思いますが
『日本(自分たちだけは)だけは別』と言った
大間違いの想い込があった(いまだある)のだと
思うのです。
●以前にも「変わるべき」「変えるべき」機会は存在して
いました。
★それは「不動産バブルの崩壊」時の警鐘。
●日本全体が「日本だけは大丈夫」とある意味で宣言し
企業そして個人も「時流に乗っていた(いる)」のです。
●一時は「東京23区の土地価格でアメリカ全土が買える」
なんて報道もされていましたし、
みんな「日本が世界を牛耳るんだ」と勢いづいておりました。
そしてそんな流れに乗り遅れてはいけない(=負け)と
猫も杓子も「投機」に走っておりました。
★「短期間に賢く儲けることが、そんな人間が英雄?的に
称えられてもおりました(おります)。
●そして「いつかは自分も」となってしまっていた(いる)のです。
★いつかしら
「汗水流して稼ぐのはバカ」
「頭で短期間で大きく稼ぐのが利口」
こんなものさしの日本になってしまっており
長いしんどい時期が続いているにもかかわらず
まだ「どうしたら楽に稼げるのか」
「夢よもう一度」的な人間が多い、この状態から脱していない、
ここに私は変化の遅れの原因が存在していると考えておりま
す。
●だから、私は誰の責任でもない、自分も含めて
「日本人全員の責任」である 思っております。
★一人ひとりが変わることによって日本社会を
変えていかなければならないと強く強く感じて
います。
〇その入り口は日本人が重視するものさしを
「頭=かしこさ」から「心=やさしさ」に変えて
いくことなんだと本気で思っています。
今だ時流に乗ることに
心をもっていかれている日本人・・
次回は「時流」から想うことを書かせていただこうと思います。







