●私がこれまでの辛い・しんどい・くるしい状況の中で
もがき悩み考え動くの繰り返しの中から
自分の「信念」と言えるまでに昇華?した『想い』を
これから書かせていただこうと思います。
●しかしながらあくまで「私と言う人間はこんな『想い』で
生きてきてみんなと一緒に仕事をし、経営にも携わってきた」
と言うことであり、決して「教える」とか「おしつける」意思は全く
ありません。
●これからの私の語りの中でみなさまにとってひとつでも
「新しい気づき」があれば、それでいい、と思っております。
★さて、私が苦しい状況から自分で抜け出ることができたのは
「難しく考え込む・学ぶ」ことではなく、
大切なのは「物事の根本」を「やさしく感じる」ことだ、と
自らが『気づいた時』でした。
●世の中をお騒がせしてしまった所謂リクルート事件。この時、私は
取締役経理部長。3月末に取締役に就任してその3ヶ月後から・・・。
●対応にも苦労いたしましたが、ものすごくシンドカッタのはある意味で
日本の中でも「優良企業」群としてみてもらっていたリクルートの「これから」
をどう構築していくのか、この「NEW RECRUIT PLAN」を策定していく
段階でものすごく悩みました。
●「なぜこれだけ世の中からたたかれ続けるのか」「どうしてなのか」。
「何が原因なのか」。「なぜわるいのか」・・・。
★そこが解らないと「次に進めない」。
●この時期(約2年半)、自分で言うのも何なのですが経済学を初め、
経営学に組織論・・・宗教・・・徹底的に勉強しました。
ものすごい数の書籍を読み漁りました。
●でも、結論はそこに答えを見出すことはできませんでした。
●そんな時、ちっちゃかった子どもの動物の絵本を見ていた時に
ふっと「そういえば人間も動物だよな」と思い人間を動物としてみたら
いいのでは、との想いが湧いてまいりました。
●そしてまとめたのが「実に単純」。
●後ほどふれさせていただきますが、『ビジネス・事業は学問から
生まれた』のではなく『人間の生きること』そのものから生まれたもの
何だとのの想いに至り、ここからは一挙に「想いの展開」が進んで
いきました。
★そして世の中みなさまのお陰さまでリクルート事件から
新しいリクルートを形成し、その想いはその後のバブルの崩壊で
大きな負の遺産を背負ったマンションディベロッパーの再構築の
動きに入りこみ「想いの実践を積んだ」ことで
より明確になっていきました。
☆その「想いを構築したキーワードは」と問われれば私は次の
「5つの言葉」を提示させていただきたいと思います。
☆①「ヒト(人)」
☆②「人間」
☆③「社会」
☆④「生(きる)」セイ
☆⑤「生活」
●いずれの言葉とも私たちが良く口にしている言葉です。
★でも・・・私たちはその意味を自分で徹底的に自分で定義して
使っているのでしょうか。
●ヒトと人間、違いはなんなのでしょうか。
●生きると生活、何がちがうのでしょうか。
●社会って何なのでしょうか。
<<次回(2)に続く>>


