・トイレで排便を済ませたのに、おならが頻繁に出る。
・お腹がパンパンに張って、腹部が不快
・出たたおならは自分でもびっくりするほど臭い。
などの悩みはありませんか。
自分独りでいる時は出ても気楽ですが、周りに人がいると
本当に困りますよね。
●おならが出る原因
おならは腸内で発生し、1日の平均発生量は100~300mlと
言われています。
おならが出る回数が多いという方は、これ以上発生している
可能性がありあます。
おならの約70%は、食べ物を食べるとき一緒に飲み込んだ空気
で、残り30%は食べ物が腸内で腸内細菌により分解される
過程でできるものとされています。
おならをした時は自分でも分かると思いますが、おならは
必ず臭いということでなく、ほとんど臭わないときもあります。
おならの成分は、主に窒素でその他に水素、炭酸ガス、
メタンなどが含まれます。
悪臭の原因になっているのは、腸内細菌の悪玉菌
(ウェルシュ菌など)が食べ物を分解する(腐敗)するとき
に発生するガスです。
具体的には、アンモニア、アミン、硫化水素、スカトール、
インドールなどのわずかな成分です。
臭いガスは全体からみると微量成分ですが、自分が感じとれる
のは
「腸内で腐敗が進んでますよ」
ということを教えてくれているのかもしれませんね。
おならの臭いの正体が分かったところで、それは腸内環境が
どんな時に発生するのでしょうか。
すでにお分かりかと思いますが、腸内細菌の善玉菌と悪玉菌
のバランスが崩れ、腸内環境が悪化して悪玉菌が優勢になると
悪臭になります。
善玉菌が優勢の場合は、おならもにおわなくなります。
●おならを我慢することは、体によくない
くさいおならですと、人まえでは中々出しにくいですが
お腹にガスが溜まったと感じたら、トイレにでもいって
出すことをオススメします。
「おならを我慢するのは体に良くない」ということを
聞いたことがあるかと思います。
江戸時代の川柳に「嫁の屁は五臓六腑を駆け巡る」とう
のがありますが、聞いたことがありますか。
これは、結婚式に花嫁がおならをこらえた様子を詠った
ものですが、我慢したガスはまさに五臓六腑を巡って
しまいます。
腸内に溜まったガスは、成分が腸壁から吸収され血液に
入り毒素が体中に回ってしまいます。
臭いおならがでるような腸内環境の悪化を予防したり、
改善するにはいくつかの方法がありますが、
・乳酸菌やビフィズス菌
をヨーグルト、発酵食品、乳酸菌サプリなどで摂ること
によって、腸内の善玉菌を優位にすれば改善されます。
肌荒れやお通じを改善する