骨盤帯の触診【復習用の記事になります】 | 産前産後ママのトラブルを医学的にサポート理学療法士かなみ

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産婦人科でリハビリを担当している理学療法士が、産前産後の痛みトラブルについて考えるブログです。
一般の方、民間サービスの方に役立てて頂けたら嬉しいです。

産前産後ママのトラブルを

医学的にサポート。

産婦人科で働く
理学療法士の山崎かなみです。

 

 

  とっても、更新が遅れてごめんなんさい・・・

 ちょっと、9月はスローペースになっておりますが、

 復習記事はがんばって書きます!

 

 前回の続きです。

 

骨盤帯のアライメントをみる

 



 骨盤帯のランドマークを確認するというのが

前回の内容でした。

 

 そして、いろんな姿勢で確認しましたね。

 

 骨盤帯をみる際には、姿勢を変えてみる

 という他に、

 

 骨盤帯のアライメントを確認します。

 

 前傾しているのか

 後傾しているのか

 アウトフレアしているのか

 インフレアしているのか

 下方回旋しているのか

 上方回旋しているのか

 全体が回旋しているのか

 

 などなどです。

 

 骨盤帯のランドマークを触りながらこれらを

 みていきます。

 

 実技では、まず、前傾・後傾の確認をしました。

 

 骨盤前傾、後傾の確認方法は、

 上前腸骨棘と上後腸骨棘を結んだ線を目安に

 判断する方法があります。

 

 ただし、骨解剖学的には、この方法では正確には

 言えないという報告もあるので、

 

 あくまでスクリーニングとなります。

 

 立った姿勢で、

 

 横から、それぞれ上前腸骨棘と上後腸骨棘を

 確認し、

 

 それらの高さを線で結びます。

 

 骨盤の中間位といういわれるのは、

 上後腸骨棘よりも上前腸骨棘が2~3横指下に

 位置するポジションとされます。

 

 そして、特に産前産後は、

 左右の腸骨で、前傾・後傾のポジションの

 違いが出ていることが多いので、

 

 必ず両側をチェックしていきます。

 

 それでは、また次に続きます・・・

 

 

 

 

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