ハリメちゃん、これからどうなるのでしょう…
こんなに困難なロードムービーは初めてかもしれません。
まず、扮装地域に行って埋葬を行うのは無謀だし、
十分なお金もないようだし、
親切にしてもらうことがあっても上手くいかず…
孫娘のハリメは、他に行くあてもないので、
仕方なくおじいちゃんと一緒に旅をするけれど
本当は行きたくない様子。
このハリメちゃん、まだまだ子どもで、食べることに貪欲(必要な分の食事をとれていないみたい)なのですが、
終盤ではビスケットと牛乳を出されても手をつけない…心が痛みました。
予告で見た、木の上に棺桶があるシーンは夢だったけれど、
荒涼とした風景の中を棺桶を引いた祖父と孫娘が会話もなく進んでいく光景が印象的な、
静かで、美しくて、優しくて、悲しい
おとぎ話的な作品。
余談ですが、監督さんの名前がとてもトルコっぽい響きで、
しかもなんだか可愛いのが気になりました。
今後の作品も楽しみ。