「実際の悲劇に基づいた寓話」と言われても、いろいろ考えてしまいますよね…
めっちゃキツい作品でした。
冒頭から、イライラしてFワードを放つダイアナ妃(当時)
籠の鳥状態で、精神的に追い詰められ
今にも壊れそうな彼女を
(というか、壊れかけています)
カメラがずっと追っていきます。
この閉塞感たっぷりの演出がたまりませんでした。
これでは逃げ出したくなるのも納得。
ダイアナ役はクリステン・スチュワート。
長身でスリムで美しくて、イメージにぴったりでした。
脇を固めるティモシー・スポールやサリー・ホーキンスも出番は少ないながら
存在感のある演技で良かったです。
そして、見どころは王室のお屋敷や衣裳。
ため息しか出ません…はぁ。
冒頭、軍が食材を運んでいるシーンもへえええ…でしたが、
あれは本当なのでしょうか?