先日、こぎん刺しを観にAmuse Museum というミュージアムに行ってきました。
こちらのミュージアム、今回初めて行ったのですが、青森の古い布物文化を中心に様々な物を展示しているミュージアムで、布物好きには大変楽しめる場所です。
しかも写真OK!触れてOK!という太っ腹ぶりで、閉館1時間半前に入った私は、閉館時間までにすべてをまわれず、企画展で展示されていたこぎん刺しはざっと観ただけです。
そこで、いずれ企画展はリターンマッチするとして、今回は常設展の素敵な展示品を一部御紹介です。
まずは裂き織りの帯↓
麻糸を縦糸にして、裂いた木綿生地を横糸に使い、織られた帯です。
アップにするとこんな感じ↓
沢山の色が使われていて綺麗。
そしてとっても細かいです。
北日本ではその寒冷な気候から木綿栽培が出来ず、木綿生地自体贅沢品として庶民は着用を禁じられていたので、麻生地を少しでも暖かくするために庶民が編み出した文化が、裂き織りであったり、こぎん刺しだったりするそうです。
北の生地文化には、貧しく気候も厳しい土地で、健気に生きた方々の生活が垣間見えます。
そして目的のこぎん刺し作品はこちら↓
画像が暗いですが(ここは展示室が暗めだった)、津軽こぎん刺しの大きなタペストリーです。
元は洋服等の保温性を高めるための刺繍なので、こぎん刺しが現役だった時代にはタペストリーを刺すなんて事は有り得ない事だったでしょうから、これは多分最近刺されたものなのだと思います。
でも凄く綺麗で息をのむ作品でした。
アップだとこんな感じ↓
目が揃っていてとても丁寧な作品です。
柄合わせも素敵ですよね。
そしてこちらは珍しい、南部菱刺しのレプリカ作品↓
映画の衣装として作られた作品のようです。
津軽こぎんは濃紺に染めた藍染め生地に白糸で、奇数目を拾って刺繍するのが基本ですが、こちらの南部菱刺しは浅葱色に薄染めした藍染め生地に偶数目を拾って刺繍するのが基本。
初期は津軽こぎん同様、白糸での刺繍だったようですが、毛糸が手に入るようになってからは、カラフルに染め上げた毛糸で刺繍をする事も有ったようです。
私個人としては南部菱刺しのカラフルな刺繍が好みですが、菱刺しは津軽こぎんのように資料が豊富では無いのですよね。
元々おたく気質なので、どうせなら昔の人が刺した図案をちゃんと理解して刺したくなってしまって…今どのように調べようか思案中。
とりあえず久々に国会図書館でも行ってこようかしら?
まあこんな感じでとても楽しいアミューズミュージアム。
企画展をちゃんと観られなかったのが心残りなので、近々リターンマッチ予定。
その時にはまた御紹介しますね![]()








