この大トラブルをチャンス!と捉えた
とりあえず荷物を毎日まとめだした 内緒で!
そのころ彼は仕事に行かず睡眠剤を大量に飲み救急車で搬送されたり
遺書を置いて自転車で出かけては当然のごとく帰ってきたりしていた
遺書や鍵、免許書、携帯を置いていった時 舅、姑に相談 明日までに帰って来なかったら
警察に連絡しようと話会い帰宅 玄関前の階段に座る彼を見たときは唖然とした
今度は心身喪失のための休業補償を受け取ると言い出し
自分が行けなくなった職場に書類を取りに行って来いと私に命令した
職場に出向いた私に上司が、いい大人が自分で来ないのか、また来させないのかと
何故かめちゃくちゃ叱られた 初めて会った人にである
帰りの車の中で泣けてきた
そのころ私はパートでクリニックで働き、土曜日は午前はクリニック、午後から病院で夜勤のアルバイトしていた
土曜日はクリニックから帰宅後、お弁当を作り車で1時間の病院に出かけないといけなくてバタバタする
彼はそんなことお構いなしでお酒を飲みTVを横になって見ていた
そんな彼の姿を見て、もうだめだ 私もこれ以上一緒にいられないと思った
病院の院長はパワハラで訴訟を起こされているような人であった
誰かが亡くなると お前のせいだ!と大声で怒鳴りちらした
生活のために働かないといけないがこの病院でのバイトの前になると動悸がするようになっていた
そんな時にも彼はお気楽だった
もう私は私自身が崩壊寸前であった
彼は会話もない私に離婚したいんだろう!度々言うようになっていた
ある日私は家を出る決心をした
荷物を車に乗せた
姑が来て話し合いをさせようとしてきた
姑の顔を見るのがつらかった
今更だけれど、おばあちゃん、ごめんなさい
嫁だけれどよくしていただきました
ありがとうございました
来世では親子になろうね