父は離婚をしてから2年ほどで再婚した
再婚を急いだのは私がいたためか 起業したためか
私と継母の不仲には気づいていたはずだったのに何も起こそうとはしない男だった
継母の顔色を伺い私にはお母さんにはこう言え、母の日はこのお金でこれを買ってこい等と指図してきた
私がいると知っていて嫁いできたのになんでそんなに気を使うのか 謎であり情けない男だ
父のこのような態度は今同じ 継母と何年も不仲の私に、同じ様に何年も電話の1本もしてこない
実の娘なのにである
父が企業した会社は途中まで業績よく時代の波にのっていた
父は朝から夜までよく頑張ったいたと思う 父は軽度の心臓の病気になり入院したことがあった
お見舞いに来た人は数人で父はその事をぼやいていた あいつも来ない、こいつも来ないと
その時は父は会社や従業員のために頑張ってきたのになぜ?と思ったが、人望もなかったようだ
当たり前のようにその後会社は倒産した
今は80を超えて継母と働かない娘と暮らしているようだ
父が認知になろうが心臓病で倒れようがなんの興味もない
ただ父が亡くなった時自分の心がどんなふうに感じるのか
そこは興味しんしんである
今私は老人ホームで働いている
約70人の入居者様がいていろんな方がいるけれども、どの人も家族だと思っている
病気になれば心配だし、老衰になってくると悲しくなる
血の繋がりとはなんぞや
永遠のテーマである