カワウの大群の食害 | やっさんの晴耕雨読

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江ノ島農園便りです。

 

 

はじめて西の湖でカワウの大群を見ました。

ものすごい数でした。

 

 

バシャシャシャとすごい音と共に少しずつ移動していくカワウの大群。

よく見ると羽ばたいてるカワウより、水面に首だけ出してるカワウの多いこと多いこと。

ということは、もぐって漁をしてるカワウも相当数いるのだろう。

 

こんな大群が通過したら大小の魚も根こそぎ食べられちゃうな、と思ってたら案の定、明くる日、岸に何匹もの大きいフナが流れ着いていたのです。

それもほとんどがハラワタをえぐられ、目をえぐられた無残な姿でした。

 

 

カワウの繁殖地は琵琶湖の竹生島が有名。

しかし西の湖は竹生島からはかなり遠い。

滋賀県のHPを見たら、なんと竹生島に次ぐ大きな繁殖地は近江八幡の伊崎だそうな。

そうです。 あの「伊崎の棹飛び」の伊崎です。

 

そこからなら西の湖は庭みたいなものでした。

今までカワウの大群を見なかったのが不思議なくらい。

 

HPにカワウの生態が載ってたけど、琵琶湖の漁師さんの漁獲量の半分程度をカワウはエサとして魚を食べているとのこと。

すさまじい食害。

 

シニアクラブで2年間大事に育ててきた錦鯉たちを襲ったカワウ。

生きるためとはいえ、許すことはできません。