驚愕の車庫入れから一夜明けた衝撃のパワステポンプ交換から更に一夜明けた10月13日。

 明日の朝一番には運輸支局まで自走して行くハズのクルマで、今日の時点でパワステに致命的な問題が発生しているというこの現実。


 まァ
 現状のままではどうにもならないし、ほっといて勝手に直るワケでもない。
 


 直す以外の選択肢は無い。



 あァやるよやりますとも。
 ここまできたらもう怖いモンなんかねェ (#`皿´) 何でもでっち上げてやる。
 


 昨日と全く同じ手順、フルードを全部抜いて問題のフレアナットを外してみる。

 
イメージ 1



  
 なんか、配管のフレア部分が付ける前と全然違う形になってるし (´Д`)

 
 ステアリングラックの隙間にカメラを突っ込んで、ラック側の状況を見る。

 
イメージ 2



 ・・ああー、あァ! 

 穴の底がフラットだ。逆フレアー(?という言葉があるか分からないけど)じゃないんだ。んでもって、穴が偏芯してるんだ。 
 こりゃ合うワケないわなアヒャヒャヒャ (゚▽゚)


 パンチ!!!( -_-)=○)゚O゚)ァグマタカヨ

 
 ラック側の穴の底も、随分傷がいってしまっているように見えるが、仕方無い、このラックを使うしか無いんだ。
 とりあえず、アルミの粉が出てこなくなるまで、パーツクリーナーで死ぬほど洗浄する。
 

 いや


 てっきり、バンジョーボルト留めでも穴の底は逆フレアーになっていると思ってたんだけど・・
 違ったのね (´ε`*)ゝ デヘヘ


 キック!!! ( -_-)ノ┌┛Σ)゚O゚)ァグヤッパリ



  
 ということで、仕方無い。

 R32電子制御パワステを生かしたい → という事はR32ステアリングラックを使う → という事は必然的に、R32配管を使うしかない


 選択肢は限られてきた。というか最早無い。


 R32の配管をそのまま使おうとすると、運転席側のエンジンマウントとのクリアランスが超スーパーギリマックスになるのと、当然ながらRBとCAはエンジン長が全然違う関係でポンプも大分本来の設定とは違う場所に付いている事になるので、最終的にポンプまで配管する過程で、かなり無理をしないと行き着いてくれない・・
 など諸問題があり、それで嫌遠していたのだが・・



 知るか。
 選択肢は無いんだ。ついでに言うと時間も無い。


 
 
イメージ 3



 ハイ

 例によって画像では一瞬ですが、途中かなり激しい暴力を行使しました。
 
 画像は、涙ぐましい加工の跡が残るでっち上げパワステホースブラケットと、超ギリでプーリーをかわしてるホースの図
 あと、リザーバーホースにアルミ線が巻きつけてあるのは、現状のポンプとリザーバータンクの位置関係に上手く合うホースが見つからず、やむを得ず応急的に水ライン用のホースで配管したので(死 エンジンの振動でホースが潰れるのを防ぐ為。オイルラインに水ライン用ホースは絶対使用してはいけない・・のは知ってるよあァ知ってるとも知ってますがなにか (;`皿´)

 只でさえ配管とエンジンマウントがギリクリアランスで、接触して緩んできやしないかとビクビクしてるのに、その上CAフロントメンバーにRB配管を組み合わせてる関係で、配管の固定ステーが殆ど合わず、配管がかなり宙ぶらりん状態・・
 このブログを書いてる今日現在、緩んできてはいないようだが・・精神衛生上あまり宜しい状態では無いな。ここばかりは追々なんとかしよう。
 


 
 

 ・・さて ( ̄ー ̄)
 
 今度こそ、これで今度の今度こそ、自走して運輸支局に行ける状態になった! ・・ハズだ。
 
 本音を言えば検査の前に自走テストをしたいが、ナンバーの無い現状ではそれは出来ない。
 明日の朝、仮ナンバーを受けて運輸支局まで移動する行程が、それを兼ねる事になる。

  
 ・・フライホイールやクラッチが取り付け不良だったら?

 ・・エンジンが潜在的な故障を抱えていて、負荷が掛かった途端ブローしたら?

 ・・今は分からない配線不良があって、走行時に駆動するメカが起動した途端ショートしたら?

 ・・10年モノのミッションは大丈夫なのか?倉庫では2速までしかテスト出来ていない。5速で負荷が掛かったら?







 知るか。
 その時はたどり着けないだけの事だ。


 クラッチ破断しようがエンジンロックしようが車両炎上しようが、2次被害を出さずに生きて脱出出来ればそれでいい。というか心配なのはそれだけだ。
 1年ぶりに走るボディ。2年ぶりに負荷を掛けるエンジン(しかも元はAT)。10年ぶりに駆動するミッション。問題が出ない方が奇跡かも知れない。ある程度は覚悟するしかない。

 大事なのは、自分が怪我をしない。そして誰も怪我させない。この2つが問題無ければ何度でもやり直せる。

 明日は絶対2000回転以上は回さない。40キロ以上スピードは出さない。極力エンジン負荷は掛けない。緊急時に停まれるように、なるべく2車線のルートを選んで行こう。万が一にも人をはねるくらいならガードレールに突っ込んでやる。  
 
 
 とりあえず、出来る範囲での問題が出そうなテストは全てやってみた。
 レーシング、急激なスロットルのオン・オフ、急ブレーキ、急ハンドル、高電気負荷・・どれも通常運行の範囲で問題ナシ。
 よくもまァ、こんだけでっち上げまみれな作業でちゃんと動くもんだ (´ε`)

 フロントメンバーを交換してるし、リアもハイキャスラックを交換してるので(後述)ステアリングセンターは怪しいが、これはある程度の区間を直進してみないと分からない。
 まァこれは道々調整しながら行く位のつもりで行こう。



 あとはお決まりの車検前点検だ。

 最初、ヘッドライトが点かなかったり、ドアミラーが動かなかったりしたが、何れもヒューズの入れ忘れだったりアースの取り忘れだったりと些細な原因だったので問題ナシ。
  
 
 
イメージ 4


 リアからの下回り点検

 残念ながら、エンジンの前後オイルシールとデフオイルシールからは若干のオイルにじみがある。
 まァ、今回車体は10万キロ強、エンジンに至っては実に14万キロオーバーのどちらもご老体なので、ある程度はしょうがない。
 車検的には清掃で済むレベルなのでここはパーツクリーナーでキレイに。ゆくゆくはオイルシール打ち換えとなるだろうが、それはそれ。その時はまたギャーギャーいいながらミッション降ろしだ・・。



 さて

 この画像ですが・・



 気付いた人、いないよねこんなネタ。


 え マフラー?
 いやこれ純正なんスよ。R32GTStタイプM純正ステンレスマフラー。純正で76Φステン管。こんなモンが純正で市販車全部に付けられてる。恐ろしい時代だったんだな当時は・・

 あと、このクルマはリアナックル左右がZ32ナックル流用でアルミ化されています。なのでリアサスはR32のFR形状の物は使えない。R32の4駆車やZ32、インフィニティとかプレジデントから抜いてこないといけないのだ。



 いやそんな事じゃなくて


 

 実は今回、エンジン載せ換えと並行して進めたスペシャルメニュー、なんとこの車体、R32にして油圧ハイキャス → 電動ハイキャスへとアップデートを成し遂げたのだ!!! (´ー`)ワーイ




 
       ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )






 ・・いいさいいさ。
 
 誰も理解してくれないだろうが、オレはニッサン電子制御フェチなんだ。

 ニッサン電子制御メカのご多分に漏れず、個人的にはこのハイキャスというメカ自体もその理念は大好きなんだが、いかんせんR32の油圧ハイキャスはちょっとモノがヒド過ぎた。だってこの年式だともう、たいてい自動フルード垂れ流しメカになっちゃってるし。
 あと、油圧式ハイキャスは路面側からの入力時に勝手にセンターがずれるというのは当初からはっきり分かっていた事で(故にGTRのグループカーは、テストの上でこのメカを採用していない)、それがこの、フルードもれ放題な年式の車体になったひにゃ、もう日常的にセンターが出てるんだかどうだか。
 
 そこでこれ、そんな貴方に「R33・電動スーパーハイキャス」!! (´ー`)スゴイゾー



  

       ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )   




 ・・まァ いいさ。

 でもね。
 
 メカオタのオレは言いたいのです。
 
 油圧ハイキャスはイザ知らず、その凄まじいポンコツぶりを受けて開発されたこの電動ハイキャスは、従来の、路面からの入力に負けてセンター出ない問題を解消すべく、「非可逆特性ハイポイドギヤ」という画期的なメカを採用しているのです。この時点でオレもう激萌え。

 非可逆特性ハイポイドギヤとはカンタンに言うと、電動ハイキャスを駆動しているモーターのピニオンギヤとアクチュエーター側のリングギヤの、歯の角度を特殊ピッチにする事で、モーター側からの入力時にはリングギヤが回転するが、路面側からの入力時にはピニオンとリングギヤは物理的にロックしてしまい、全く動かなくなるメカなのさ ( ̄ー ̄)ハァハァ=3 分解するともう大興奮。

 
 なので

 スカイラインならR33、シルビアだったらS14以降にお乗りのお兄さんお姉さん 
 もし貴方が、なんかの理由でハイキャスのキャンセルをお考えならば
 黙ってハイキャスモーターのコネクターを抜いてやればよいのです。そんだけで電動ハイキャスは物理的にロックされて絶対に動かなくなりますから。
 テキトーなショップだかなんだかの口車に乗せられて、ワケの分からないナントカキャンセルロッドだかっていう鉄管を、大枚はたいてわざわざ買う必要は、全くありませんから。えェ。



 くくく


 くゥゥー ( ´¬`) 素晴らしい!

 R32なのに電動ハイキャス。
 こんなバカ絶対に世界に2人とおるまい。
 
 我ながら中々上手くいった。

 まァ例によって、多少の暴力は必要だったが。


 
イメージ 5

 
 上 R33純正電動ハイキャスアクチュエーター 下 R32リアメンバーに合わせるには、この位長穴加工が必要だった。反対側も同様に
 

 
 


 さァ、脳汁トークは終わりだ。車検前点検も終わりだ。

 明日は遂に恐怖の公道走行テスト兼そのまま改造車検だ。


 
イメージ 6
  

 
 もうじたばたしてもしょうがねェ。
 たどり着くのか、着かないのか。受かるのか落ちるのか。それだけだ!。



 その11に続く!