再び受診の日。
診察の結果も良好で、もう虫は見当たらないとの事。一安心
これで虫の恐怖から解放されたと思っていたら、今度は猫の恐怖が始まった。
私が一番恐れていた事。
まだ2ヶ月の子猫は遊びたい盛り

本来なら可愛いその姿も、猫が苦手な私には恐怖でしかなかったのだ。
私が部屋を移動するだけで追いかけて足を噛もうとしてくる。
私は怖くて部屋中を逃げ回り、四ツ葉は遊んでくれていると思いずっと追いかけてくる。
正に犬に追いかけられて泣きながら逃げ惑う子供である。
止まればいいのだが、止まってしまえば間違いなく殺られる
本人は必死なのだ。
そんな事を大の大人が真剣に真っ昼間からやっているのだから、かなり滑稽だろう。
しかも自宅で一人、いたって真剣に。
そんな私の逃げ場所は寝室だった。
一日中寝室に閉じ籠り、家事もままならず、トイレも極限まで我慢した。
トイレへ行く為にはリビングを通らなければならない。
この寝室のドアの前には四ツ葉がお座りをしていつもスタンバっている。

地獄絵図だ。
それでもやはり尿意は起こるもので、ドアの前でモジモジしながら
飛び出すタイミングをうかがう。
四ツ葉も所詮は子猫。
そんなにずっとドアの前でお座りはしていられないだろう。
…だがヤツは根気強かった。
唯一の救いは一人遊びを始める時か、ヤツがトイレへ行く時である。
私は相変わらずモジモジしながらその時を待つ。
すると、四ツ葉が急にリビングをすごいスピードで走り回りはじめた。
ヤツの一人遊びはコレだ。
もはや私には訳がわからない境地である。
すさまじい威嚇行為以外の何者でもない。
そんな恐怖をぬぐい去り、またとないチャンスに寝室を飛び出しトイレへとダッシュする私。
それに気付くテンションMAXの四ツ葉。
当然の事ながら、目をキラキラ輝かせて走り迫ってくる。
「ぎゃぁぁぁぁあ
」
もう漏れてしまいそうなのと、殺られてしまう恐怖に鬼の形相丸出しでトイレへと駆け込んだ。
「ふぅ…。間に合った。」
幸福感もつかの間。
ドアの前にはまたしてもヤツがスタンバっている。
「どうやって出よう…いっその事、またトイレに行きたくなるんだしここに居続けようか…」
そんな事を考えていた時だった。
「ガシッガシッ」
へっ?Σ( ̄□ ̄;)!!
異様な音に視線を向けるとそこには…
生活4へ続く…
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