私「猫…居ないねぇ。」
少しホッとしながらそう言って旦那さまの方へ視線をやると
すでにしゃがんで猫を呼んでいた
「チッチッチッチッ」
旦那さまが口を鳴らすと
ビルの間から黒い色のチビ猫が一匹
大きなおめめを丸くさせて
好奇心いっぱいに出てきた。
うわ~
ちっちゃーい
すると奥から次々とチビ猫達が遊んで~と言わんばかりに興味深げに出てきた。
その子猫達はまだあどけない顔でピョンピョン飛び回り、確かに可愛かった。
ダ「ね、可愛いでしょ?naoちゃんはどの子が一番可愛いと思う?」
私「うーん…この黒猫ちゃんかな
」
最初に見つけたその子は元気いっぱいでとても愛らしい顔をしていた。
すると旦那さまはその子を持ち上げて言った。
ダ「こいつは男の子だ
おまえはヤンチャ坊主だなぁ
」
す…凄い…。
やっぱりこの人猫の扱い方うまいなぁ。
私は可愛いと思いながらも、やっぱり怖くて触れずにただ見ていた。
ダ「naoちゃん、どぉ?可愛いでしょう
?」
私「・・・ねぇ、、飼いたいのぉ?」
ダ「うんまぁ・・・naoちゃんが良ければ可愛いしいいかなって思うよ
」
私「・・・でも、猫・・・すぐ大きくなるし、怖い。。。」
ダ「怖くないよ
触ってごらん
」
私「えっΣ(-ロ-;) 病気持ってるだろーし、いい
」
そんなやり取りが続き、確かに可愛いケド怖いという矛盾した感情に私は揺れていた。
それでも愛くるしい子猫達を前にしているせいか
元々犬は好きだし、猫も飼ったら可愛いかもな~と気持ちが動きはじめ…
私「じゃあ最初のお風呂とか怖いから旦那さまがやってね。」
この瞬間、猫を飼うという事が決定した。
そして子猫を我が家へ連れて帰る為には何か入れ物が必要という話になって
私達は駅前のデパートへ手頃なバックを買いに行く事になった。
上が網になっている、ちょうどいいサイズのエコバックが見つかり子猫の元へ戻る。
するとお気に入りの黒猫くんの姿はなかった。
ダ「きっと可愛いから買い物をしてる間に誰かに拾われちゃったんだよ」
私(・・・ほっ。)
そうして視線を横にやると、さっきまでは目に入っていなかったシマ模様の子猫が
一匹だけ孤立しておとなしく座っていた。
子猫達がいる場所から少し離れた
陽の当たる綺麗なコンクリートの上で
気持ち良さそうに目を閉じている。
ダ「おまえ一人でどうしたぁ?」
旦那さまはその子の元へ歩み寄った。
・・・出会い3へ続く
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