ぐーるぐると、、また明日! | ニャン山のブログ

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ニャン山とはかつての南山に位置する現在の糸満を拠点にするシーサー工房である!現在、市場建て替えて改めて2020年7月より【糸満市場いとま〜る内】にて糸満店舗兼工房を絶賛営業中。
10:00〜17:00 Open 定休日月曜日

良き良き。良き晴れ間が広がる本日は微風も吹いて過ごしやすい陽気です。今日の工房は、来客もあったりといつもながら道に迷いながらのご来店となりました。
干支のカブリモノシーサーや張子の干支モンなんかもお持ち帰りいただきました(^^)わざわざ工房まで出向いて頂いて、直接お話なんかもしながら手渡しできるなんて嬉しい限りです。商い冥利に尽きます。

さてはさては、昨日早朝から日課の歩け歩けといつもの橋を通りかかりますとバカでかい大ウナギをたまに見かけたりします。たまに見かけるのもあって、見かけた時は思わず声を出してしまうほどです。その大ウナギよりひと回り小さい子ウナギもいまして、子ウナギと言ってもマァーでかいですはい。あ、実際それを録った動画ありますので、そちらをどうぞ!




でしょ。デカイでしょ!これはその子ウナギの方です。毎回見かけた時は、一瞬顔を出したり尾を出したりとなんですが、今回えらいサービスだなーと思っていた矢先。。。

今日もいつもながら早朝の歩け歩け。いつもの橋から下を見てみると、、、、、


子ウナギは腹をお天道さんへ仰向けで、哀しい亡骸じゃあないですか。

生前の動画が子ウナギとの最後の別れとなりました。この川を眺めてますと、時折お年寄り方が昔話をしてくれます。この地域は松川と言いまして、名前に「川」という字が入るほど水の豊かな土地でした。小さい地域ながらも大綱引きがあったりと田んぼも多く米も豊富に取れていたそうです。今も所々にその面影も遺しつつ、大ウナギも用水路を通っては田んぼを点々としていたとか。
僕の地元糸満市大里も県下でも有名な年中湧水が出る嘉手志川があります。地元の川にも大ウナギがいたりします。地元では川の主と言われており、幼少期に夜中懐中電灯を片手に親父と行ったもんです。

人の生活は豊かになり、その裏腹に自然の豊かな部分は切り崩されてる現実を目の前に感じる一日となりました。

しかし、ウナギの身はまた小さな生命に繋がるのだろうと思い、今日もシーサー製作を進めます!