「Dancing in the rain」山口百恵 | にゃんすけのオモチャ箱

にゃんすけのオモチャ箱

何が飛び出すか不明の、面白ブログを目指しています。好きなことをひたすら自由に書きたいと思います。注意事項をサイドバー(フリースペース)に表示しました。初めての方はご覧ください。




えー、今回記事長いです。
心して読んで頂ければ何よりですが、なんなら飛ばして読んでも桶ーです。

でわ、本体に…。

にゃんすけの「アイドルを語ろう」のコーナー、第一弾です(汗)

百恵ちゃん…大好きです。
そもそもは奥さんが大ファンで、一緒に赤いシリーズのDVDを観ていたら、ハマっちゃったんですが。

それから自叙伝などを読んで、当時20歳前後の女性が書いたものとは思えない、既に完成された女性のように思えました。

森口博子さんによると、幼少の頃に出たのど自慢大会にゲストで百恵ちゃんが来たんだとか。
その時に同じ大部屋の楽屋だったらしく、「一緒に写真撮って下さい」とお願いすると、快く応じてくれたんだそうな。

ここで凄いのは、大部屋の楽屋でも受け入れちゃう度量なんですよね。
山口百恵といえば、大物アイドルでしょう?

文句言わないんだーって。

でも百恵ちゃんって、こういうエピソードが本当に多いんですよね。それと照らし合わせると、そんな事で苦情言ったりするような人ではないと理解できます。

むしろ、百恵ちゃんらしいな、と。
とても美しい性格としか、言いようがないです。

ルックスも…本当に美しいというか、色っぽいというか。
いや、ルックスだけでは勿論ありません。

今回取り上げあげた楽曲も、50半ばの僕にとっても、凄く上の年齢の方が歌うような、大人の世界のように思えてしまうんですね(いや、充分オサーンなのは自覚してます、はい)。

この曲を歌いこなす20歳前後の表現力…
女優でもある百恵ちゃんは、歌詞の中の主人公を演じるタイプのシンガーなんですよね。

その入り込む感じは、なんていうかすごく圧巻です。
子供の頃は普通に受け止めていましたが、大人になって百恵ちゃんの凄さを痛感しています。

その表現力も…歌唱力にとどまらないんですよね。
なんとこの歌の歌詞は、ご本人によるものなんです。

作詞をするアイドルって、当時は珍しかったと思います。
80年代になると、チラホラ出てきますが、正直下手くそというか、メロディーに言葉を乗ってただけ、と感じるものばかりです。

でも、百恵ちゃんの歌詞は言葉がもう、大人のそれで、内容も洗練されたものばかり。

阿木燿子さんに頼らなくても良かったのでは…?なんて邪推(?)してしまうほどです。

また、ペンネームも横須賀恵って…百恵ちゃんが愛した横須賀を名字にするって泣かせますねー。

で、この「Dancing in the rain」は、浜田省吾さんの作曲ナンバーで、氏独特のメロディーが散りばめられた名バラードだと思います(個人的には代表曲「片想い」より、ずっと好き)。

もう、ここまでのレベルになると歌謡曲では最早(もはや)無く、完全にJポップではないかと。

その完成度に思わず舌を巻いた1曲でございました。
もしよろしければ、ぜひ聴いてみてくださいませませ。