第16話「いざ、サウサリコ!」その2 | にゃんすけのオモチャ箱

にゃんすけのオモチャ箱

何が飛び出すか不明の、面白ブログを目指しています。好きなことをひたすら自由に書きたいと思います。注意事項をサイドバー(フリースペース)に表示しました。初めての方はご覧ください。

サウサリコの作戦司令室で、F00ユニコーンガンダムをモニターで確認した頃、生明も続々と集まってくるサウサリコ部隊を目視した。

「あー、またエゲつねー数だなー」(生明)

「僕らたった3人なのにね」(テツヤ)

「ねぇ、ママ。あれは僕らが相手するの?」(アラタ)

「もちろん、沢山オジサンたちと、思いっきり遊んでもらいなさい!」(生明)

「はーーーい!」(テツヤ&アラタ)

空を飛んでいたユニコーンのカタパルトのハッチがいきなり開き、テツヤとアラタが地上へとダイブをした。

想定外の行動にサウサリコ指令室のオペレーターは、呆気にとられ、思わず言葉を失ってしまった。

そうこうしている内に、テツヤとアラタは小さな掌からショックビームを放った。

それらは広く拡散され、地上にいたサウサリコ部隊に降り注がれた。

「ひでぶっ!」

「あべしっ!」

「ちにゃ!」

と断末魔を叫んだ…が、あくまでショックビームなので、彼らの命に別状はない。

それを見ていたマァル将軍は、オペレーターの後ろで微動だにしなかった。

思わず「しょ…将軍様…すみません…」とオペレーターは謝ったが、

「だから言ったろ。ガキ共に油断するからだ」
と、マァル将軍は静かに、かつ不気味に言い放った。

一方、サウサリコの各要塞から、ユニコーンへと砲撃が開始された。

しかしこれも、ユニコーンがサイコフレーム(ユニコーンのボディに埋め込まれた発光する部分)からバリアが放たれている。

そのおかけで全ての攻撃がユニコーン本体に当たらずにいた。

なすすべがないサウサリコ部隊…
オペレーターが恐る恐る振り向いて尋ねた。

「将軍様…我々は如何様にすれ…あれ?」
聴き終わり前に、マァル将軍の姿は消えていた。

テツヤとアラタは、璃彩の姿を探した。
「りりの気、感じた?」(テツヤ)

「まだ分かんない!」(アラタ)

「感覚を研ぎ澄ませるんだ!」(テツヤ)

「わかった!…ってらもうやってるけどね(小声)」(アラタ)
ふたりは必死に璃彩を探した。





その頃、生明の方では…

「ビームサーベル?!」








ガシーン!!

気配を感じ、咄嗟にビームサーベルで攻撃受け、無事に済んだ。
何に襲われたのか、暗くて良く見えなかったが生明は何かを感じた。

そして、次第にその姿が少しずつ見えてきた…

「あなたが…マァル将軍ね」
生明は、マァル将軍の名前をちゃんと覚えていたのだった…←どうでもいいわ









「やっと会えたな…ずっと待っていたぞ…ヨシモトアサミ…!」


(その3へつづく)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

◎解説という名の雑談◎

「感覚を研ぎすませるんだ」と、3歳にしては難しい言葉を使うテツヤ。たぶんアラタも普通に使えます。

これはビスタムのチカラを発揮する訓練を、生明から受けていた時に彼女の口から発せられていたのを自然と覚えた、というセテーイです。

たぶん、父親であるシンさんも、ふたりに(さりげなく)そのような訓練をしていたのでしょう←なんで作者なのにあやふやなんだ?!

あと、マァル将軍。
生明の事を呼び捨て…てか、名前知ってたんかい!
でも、なんで?!って感じ。

将軍のくせに何様なんだよ、テメー!って感じですよねー、偉そうにさー(怒)

そして、そのマァル将軍も遂にモビルスーツに乗って、登場しました。さて、どうなりますかねー。

まぁ、毎度ながら下書きなんてしてないで描いてるので、当然まだ続きを考えておりません(えっへん)

作者も楽しみでーす♥(バカ)