母校の大同窓会 | にゃんすけのオモチャ箱

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先輩に中山加奈子さん(プリンセスプリンセス)、後輩に浅野忠信さん、三輪ひとみさん、SHELLYさんがいるらしい我が母校、神奈川県立磯子高校。

在学中は、みんな会えなかったのでよく知らない(笑)

生家の近くに引っ越してきたのがキッカケで、数ヶ月前に当時の住所に送られてきた母校の大同窓会の招待状が届きました。

それによると2年後に、我が母校は氷取沢(ひとりざわ)高校と併合し、完校となるとのことでした。

いつも休日や宿直明けは、奥さんとほぼ必ず一緒に出掛けますが、こんなことが決定してしまっては、ねぇ…

「行っておいでよ。私の事気にしなくていいよ…?」

いつもは自分だけの誘いは大体スルーする事ですが、今回は行く事にしました。

それからというもの、30年振りに足を踏み入れる、我が母校の事を思い、ドキドキとワクワクがこみ上げて来ましたね。

同じように、当時からの友達から連絡が来て、一緒に行く事に。

待ち合わせ場所は最寄りの駅でしたが、予定時間よりもかなり早目に着いてしまいました。

余程楽しみにしてる自分に驚きました。

県内でも有数のヤンキー校で、授業中に他校がバイクで殴り込んで来るなんて、よくありました。

リーゼントにボンタン履いた生徒達が校内暴力、喫煙、それまでの中学ではまるで無縁なことが現実に毎日繰り返されるこの学校に、本気で僕は退学を考えてました。

親もあまりの酷さに、仕方ないと思っていた程でした。
そんな学校にしか行けなかった自分の頭の悪さを、心から嫌気がさしたものです(なんせ全教科オール1でしたから。しかも10段階で(T_T))。

それでも3年間、ちゃんと通ったけど、いつも悩んでしましたね。

そんな場所だったのに…不思議ですねぇ。




そして当日を迎えました。






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「変わらないなぁ…同じだ」←当たり前
まず最初に出会った「変化」は…









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ゴム毬とカラーバットでよく野球をやった中庭は、休憩スペースが出来てました。






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こんなログハウスなんて、なかったなぁ!
ちなみにココが大同窓会の会場となりました。






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よく走らされた運動場…雨が降ってなかったら、走りたかった!




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体育館の、何かの運動系部室ですかね。
こんな風景にも涙が出そうになりました。





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画像右側の階段の上は、自分が友達と屯(たむろ)していた場所でした。
くだらない事をあぁでもない、こうでもないって喋り続けてましたね…。





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教室のありかたも、あまり変わってなくて、ちょっと安心。
ここがイチバン、トキメきました。

流石に現役で使われているので、席に座りたいのをグッと堪えて。

あと2年…頑張って可愛い後輩達に使われてくれよ!





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こんなさり気ない、手作りの部活勧誘ボードに、得も言えぬ切なさがこみ上げて来ました。

本当に完校になるんだ…と改めて実感。
何だかんだで、やっぱり母校を愛していたんだなぁ。

そんな事を思いながら、あの頃をスゴく思い出しました。

「なんでもっと、○○しなかったんだろう」と言う後悔が、自分の心に沢山襲い掛かってくる。

恋にしても、勉強にしても、友達との付き合いにしても…

若かった事で、色んな過ちを犯してきたと思います。
その事で今回もし会えたら謝りたかったけど、残念ながら同期は友人の他に一人しかいませんでした。

でも…そう言った反省や後悔を青春時代から沢山して、人は成長して、大人になるんでしょうね。

いっぱい人生経験をして、色んな事を学んで、沢山努力すれば、人はハッピーになれるんだと思うんです。

今やっと、自分は大きくて沢山のハッピーを感じられるようになりました。

終わって家に帰って奥さんの顔を見たら、楽しかったお祭の後にも、家の中にも幸せが沢山あると感じました。

ホントにちょっと会わなかっただけなのにね(笑)。

それも含めて母校での3年間、決して無駄じゃなかったんですよね。
どんな学校、どんなクラスメイトからでも学ぶものは沢山あると思います。

もうすぐなくなってしまう母校に、胸が痛むのは、寂しい気持ちだけではなく、それに気づかず母校に感謝をずっとしてこなかったからかもしれません。

そして今から思うと、やっぱり楽しい3年間だったなぁと思います。
当時はその渦中にいると、なかなか気づけなかったけど、「それに気づけること」を知った今の僕は、自分史上最強となる事ができました。

だから、本当に我が母校、素敵な青春時代をありがとう!
これからも頑張って人生を生きて行くからね!