『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』CINEMA REVIEW | 『にゃんころがり新聞』

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ご迷惑をおかけして申し訳ございません。


 

 

本記事執筆者/K・Kaz


STORY


 「ブリジット・ジョーンズの日記」「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12か月」に続く3作めです。
 結婚寸前だった弁護士マークとも破局し、アラフォー世代となったブリジット。
ニュース番組のプロデューサーとして仕事はバリバリできるものの、一人寂しい日々を送っています。
そんなブリジットに、元カレ・ダニエルの事故死と、ダニエルの葬儀で、マークが結婚していると知ってしまったことが、追い打ちをかけます。
ショックに打ちひしがれるなか、気分転換のために出かけた音楽フェスタで、イケメン・ジャックと出会い、勢いで一夜を共にしてしまいます。
さらに、その数日後に、マークと再会し、マークが離婚調停中でブリジットに未練があると知って昔の恋心が蘇り、マークとも関係を持ってしまいます。

 数日後、正気に戻って自己嫌悪にさいなまれる中、体調不良を感じて、
「まさか・・・」
と思いながら検査してみると、妊娠していることが発覚します!
直後に、音楽フェスタで一夜を共にしたジャックが、実は有名婚活サイトで巨万の富を築いたIT社長だと知ります。
父親候補のジャック、マークの二人に妊娠の事を告げるものの、その喜びように他に候補者がいるとは言い出せず、思い悩んで二人の間を揺れ動くことになるのでした。

 


REVIEW


 仕事では充実しているし、心を開ける友達もいるから、恋人なんかいなくても全然大丈夫。
そうは思っていても、親からはプレッシャーをかけられるし、一人でいると、
「本当にこれで良いのかな?」
と思って落ち込んでしまうのは国が違っても、男女の区別なく一緒なんだなと最初の方からクスッとしてしまいました。
敏腕プロデューサーぶってはいても、どこか抜けていて、でも一生懸命に生きている姿に親近感が持てます。
女性同士であけすけな話をするときや、失敗して悔しがったり、どちらの女性を選ぼうか悩んだりする姿は、最初の作品から変わらず可愛らしく、共感出来てクスクス笑えるシーンが満載でした。
キャリアウーマンが活躍する映画は、「プラダを着た悪魔」などがありますが、もう少し気取らない感じの作品になっており、今回はお腹の子供の事を思う母親の一面も見えたりして、幅広い層の、働く女性の心に染み込み楽しませてくれる仕上がりになっているように思えました。


仕事終わりにでも見ると、女性でも男性でも心がスッキリ洗われて「明日も頑張ろう!」と言う気持ちになれるのではないでしょうか。

 

K・Kazのこの映画の評価↑

 

 

製作国/イギリス、アメリカ、フランス

監督/シャロン・マグワイア
公開/2016年10月(日本)
出演者/レニー・ゼルウィガー
コリン・ファース

 

 

 

 

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