『世界最速のインディアン』(監督/ロジャー・ドナルドソン)CINEMA REVIEW | 『にゃんころがり新聞』

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本記事執筆者/K・Kaz


STORY
1960年代、ニュージーランドの南端に位置する田舎町インバーカーギル。
独り小屋に住む67歳の男バート・マンローは、オートバイ1920年型インディアン・スカウトの改造に日々勤しんでいます。
バートには、60歳を過ぎてもかなえたい夢があります。
それは、自分が改造したバイクで、アメリカのユタ州ボンネビル・ソルトフラッツへ行き、その愛車で世界最速記録に挑むこと。
コツコツ貯めた貯金をはたいて遂に渡米したバートは、貨物船に乗ってアメリカに渡り、様々な人に出会いながら「バイカーの聖地」を目指します。


REVIEW


実話を基にした作品で、主演アンソニー・ホプキンスが飄々としたバイク好き老人を好演しています。
ロードムービーとしても楽しめる作品です。
バートが行く先々で出会うのは、ニューハーフやベトナムの帰還兵など、時代を象徴する存在です。
気さくなバートがひょいっと口にする言葉が実は核心をついていて、相手のみならず観客の心もガチッと掴みます。
そしてバートが好きになります。
年齢も文化の壁も乗り越えて、ただ少年の様に夢に向かって突き進む姿がとても爽やかで、気持ちがスッキリする映画です。

 

K・Kazのこの映画の評価↑

 

*レーティング評価(本ブログ内での定義)

☆☆☆☆☆(星5) 93点~100点
☆☆☆☆★(星4,5) 92点
☆☆☆☆(星4) 83点~91点
☆☆☆(星3) 69点~82点

 

出演者/アンソニー・ホプキンス
製作国/ニュージーランド、アメリカ合衆国
公開/2005年

 
 
 
 
 
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