映画を観て、いたく気に入ってしまい、原作に手を出してみたわけですが、原作を読んでみて、あらためて映画が良くできているなあと思った次第です。
映画は原作のいいところをほとんど網羅していて(もちろん、原作が長すぎるために、取りこぼしはありますが、それほど大きな取りこぼしではないと思います)、さらに映画は映画で独自の解釈をして作っているように思われます。そこが、いい。
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それにしても、聖人になったジャン・ヴァルジャンは、ジャベールの魂までも救っていたのですね(彼は自殺しましたが)。
さて、原作に話を戻しますと、(内容とは関係がないのですが)詩的なイメージがもの凄く豊富にあるので、この作品を読んで、さらに別の作品を作ることができるんじゃないかという気がします。あくまで、書き物をしている私の立場から見て、ということですが。