『レ・ミゼラブル』ユゴー 西永良成訳 | 『にゃんころがり新聞』

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 ☆やっと読んだぜ。

 ふう、長かったぜ。……

 クライマックスは、涙なしに読みすすめることができないほどだった。
 あまりにも、かわいそうすぎて。
 

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 私の読んだものは、新訳のちくま文庫版ですが、これは読みやすいんだろうと思いました。
 まず、文字の大きさがちょうどいいこと。
 あとがきにもあるように、セリフなんかは、今の若い人が喋っているような感じで、違和感がないこと。
 それと、膨大な量の注がふってあって、それがわかりやすく、その言葉のすぐ下に挟まっているのが親切で良かったです。


 ほとんど三国志なみの長さで、読む者をして常に挫折への誘惑へいざなってやまないこの作品ですが、ところどころ話の筋とは関係のない、ユゴー自信の考察のような文章が出てきて、それがけっこう長い。現代は昔のようにのんびりした時代ではありませんから(なにしろ、昔はテレビもなかったし、携帯もなかった)チャレンジしてみる場合は、思い切って、読み飛ばす、という方法もありかもしれません。(続)
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 原作に手をだしてみて、あらためてこの映画が良くできているな、と思いました。
 原作のいいところをほとんど網羅していて(もちろん、原作g